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屋根瓦の浮き!原因と修理方法を解説!放置すると雨漏りや落下も?
2024.11.13
屋根瓦の浮き!原因と修理方法を解説!放置すると雨漏りや落下も?
築年数が経つにつれて、愛着のある瓦屋根にもさまざまな変化が現れてきます。
その中でも、特に気になるのが「屋根瓦の浮き」ではないでしょうか。
「瓦が少し浮いているけど、大丈夫かな。」
「放置しておくとどうなるの。」
「修理費用はどれくらいかかるの。」
そんな疑問をお持ちの方のために、この記事では屋根瓦の浮きの原因から、放置した場合のリスク、修理方法、費用について解説していきます。
安心安全な住まいを守るためにも、屋根瓦の浮きに関する知識を深め、適切な対応を検討しましょう。


屋根瓦が浮く原因と放置のリスク

屋根瓦が浮いてしまう原因は、大きく分けて以下の3つが考えられます。

1:地震や強風などの外的要因

地震や強風などの自然災害によって、屋根瓦がずれたり、外れたりすることがあります。
特に、古い瓦屋根は、固定方法が現在のものと比べて弱く、被害を受けやすい傾向にあります。

2:経年劣化

瓦や漆喰などの屋根材は、年月が経つにつれて劣化していきます。
漆喰が剥がれて瓦の固定力が弱くなったり、瓦自体が風化して脆くなったりすることで、浮きやズレが生じます。

3:施工不良

当初の施工が適切に行われていなかった場合、地震や強風などの外的要因に耐え切れずに、瓦が浮いてしまうことがあります。
屋根瓦の浮きは、放置するとさまざまなリスクを伴います。

・雨漏り

瓦が浮いている部分から雨水が侵入し、雨漏りが発生する可能性があります。
雨漏りは、天井や壁の腐食、カビの発生、健康被害など、さまざまな問題を引き起こすため、放置は大変危険です。

・瓦の落下

瓦が完全に外れて落下してしまうと、人身事故や物的損害につながる可能性があります。
特に、歩行者の多い場所や、駐車場などでは、落下事故のリスクが高まります。

・下地の腐食

雨水が侵入し続けることで、屋根の下地である木材が腐食し、屋根全体の強度が低下する可能性があります。
最悪の場合、屋根が崩壊する恐れもあります。


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屋根瓦の浮き!修理方法と費用について

屋根瓦の浮きの修理方法は、症状や劣化状況によって異なります。
主な修理方法とその費用目安を以下にまとめました。

1:瓦の詰め直し

瓦と瓦の隙間を埋めている漆喰が剥がれている場合、新しい漆喰で詰め直すことで、瓦を固定することができます。
費用目安:1平方メートルあたり5,000円〜10,000円

2:棟取り直し

棟瓦が歪んでいたり、固定力が弱くなっていたりする場合は、棟瓦を一度取り外し、新しい漆喰で積み直します。
費用目安:1平方メートルあたり10,000円〜20,000円

3:屋根葺き直し

瓦や下地の劣化が進行している場合は、既存の瓦をすべて取り外し、新しい瓦を葺き直す必要があります。
費用目安:1平方メートルあたり20,000円〜40,000円

4:屋根葺き替え

屋根全体が老朽化している場合は、屋根材をすべて交換する葺き替え工事が必要になります。
費用目安:100万円〜300万円
屋根瓦の浮きの修理費用は、使用する材料や工事内容によって大きく異なります。
正確な費用は、専門会社に見積もりを依頼することが大切です。

まとめ

屋根瓦の浮きは、地震や強風、経年劣化などさまざまな原因によって発生し、放置すると雨漏りや瓦の落下、下地の腐食など、深刻な問題を引き起こす可能性があります。
早期発見・早期対応が重要です。
屋根瓦に少しでも異常を感じたら、専門会社に点検を依頼しましょう。
適切な修理を行うことで、安心安全な住まいを守ることができます。


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