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長年雨風にさらされると必要になるかもしれないのが屋根工事。
一方で屋根工事にも屋根工事の種類ごとの特徴、適用状況、費用、メンテナンスのポイントなどがあり、初めての方にはハードルが高いことも。
この記事では、屋根工事の基礎から、適切なタイミングでのリフォーム推奨時期までを幅広くご紹介します。
□屋根工事の基礎知識!
種類とそれぞれの特徴 屋根工事は一口に言っても、様々な種類があり、それぞれに特徴と適用状況が存在します。
以下、主要な屋根工事の種類を紹介します。
1:屋根葺き替え工事
築年数が30年を超える住宅や、劣化が激しい場合に推奨されます。
全ての屋根材と下地を撤去し、新しい材料で屋根を一新します。
費用は比較的高めですが、屋根全体の性能を長期間にわたって回復させられます。
2:屋根重ね葺き工事(カバー工法)
既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねて取り付ける方法です。
葺き替えに比べて費用が抑えられ、工事期間も短いですが、下層の屋根材の状態に依存します。
3:漆喰補修工事
瓦屋根の漆喰が剥がれたり、ひび割れたりした場合に行います。
漆喰は屋根の瓦を固定する役割があり、定期的なメンテナンスが必要です。
4:棟板金交換工事
屋根の最上部にある棟板金が劣化したり、浮いたりした場合に交換します。
棟板金は屋根の防水性を高める重要な部分です。
5:雨樋交換工事
雨樋が破損したり、詰まったりして雨水の排水が悪くなった場合に行います。
雨漏りの原因にもなり得るため、早めの対応が必要です。
□適切なタイミングとは?
屋根リフォームの推奨時期 屋根の材質や状態によってメンテナンスやリフォームの推奨時期は異なります。
主要な屋根材ごとの推奨時期は以下の通りです。
1:スレート屋根
ヒビや剥がれが起こりやすいため、5年ごとの点検・補修が推奨されます。
約30~40年での葺き替えが必要です。
2:金属屋根
非常に耐久性が高く、特に5年ごとのメンテナンスは必要ありませんが、15年ごとに棟板金の交換、30~40年での葺き替えが推奨されます。
3:瓦屋根
瓦は非常に丈夫ですが、棟の取り直しは15年ごとに、ルーフィング(防水シート)の寿命に合わせて30~40年ごとに葺き替えが必要です。
4:アスファルトシングル屋根
5年ごとのはがれ点検・補修が必要で、15年で棟板金の交換、30~40年で葺き替えを推奨します。
□まとめ
屋根工事には様々な種類があり、それぞれに適切な時期と方法が存在します。
この記事を参考に、自宅の屋根の状態を確認し、必要に応じて当社のような専門の会社に相談することをお勧めします。
適切な時期に適切なメンテナンスやリフォームを行うことで、住宅の安全性と快適性を長期間保てます。
ぜひ建物を長く住めるものにしていきましょう。
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