・冬の雪の重みで雨樋が完全に壊れてしまったので、新しく架け替えてほしい。
・せっかく足場を架けるのであれば、長年手入れをしていない大屋根の塗装も大急ぎで一緒にお願いしたい。
・西側の外壁で、以前自分で直した(補修した)跡が黒ずんで目立って気になっているので、そこもきれいに直せるだろうか。
施工事例
WORKS
・冬の雪の重みで雨樋が完全に壊れてしまったので、新しく架け替えてほしい。
・せっかく足場を架けるのであれば、長年手入れをしていない大屋根の塗装も大急ぎで一緒にお願いしたい。
・西側の外壁で、以前自分で直した(補修した)跡が黒ずんで目立って気になっているので、そこもきれいに直せるだろうか。
・雪害で破損した雨樋を、耐久性の高いドブメッキ金具と塩ビ樋(半丸105)を用いて全面刷新。
・大屋根は張替えを勧めたいほど腐食が進んでいたが、現状で雨漏りが無いこと、そしてお客様のご年齢や今後のライフプランを考慮し、アルミテープやコーキングによる徹底的な腐食補修を行った上で「塗装(アレスダイナミックルーフ)」で費用を最小限に抑える方法を提案。
・お施主様がDIYで補修されていた西面外壁(31.5㎡)を、高圧洗浄と下地調整を行った上で、違和感なくきれいに部分塗装。
足場を架けるからこそ生まれる「ついで」の迷いに、プロとしてどう応えるか
新潟県三条市にお住まいのS様より、「冬の雪の重みで雨樋が曲がり、完全に壊れてしまったので見に来てほしい」とのご依頼をいただきました。
現地に伺うと、雪圧によって雨樋が大きく歪み、金具が外れてしまっている状態でした。雨樋の交換には高所作業が伴うため、安全に施工するための「仮設足場」が必須となります。
その際、お施主様であるご夫婦から「せっかく高いお金を払って足場を建てるなら、ずいぶん色あせてサビが目立ってきた大屋根の塗装も、ついでに一緒にお願いできないだろうか」とのご相談をいただきました。
正直に言えば「張替え」レベル。しかし、お客様の人生に最適なプランを選ぶ
ハシゴを架けて大屋根に登り、状態を詳しく診断した一級建築板金技能士の本音は、非常に複雑なものでした。屋根の金属材は長年の風雨とサビによって腐食がかなり進んでおり、板金職人の技術的な視点だけで言えば、「塗装をしても長持ちしないため、新しい金属屋根への張替え(カバー工法など)」を強くおすすめすべき状態だったからです。
しかし、私たちは単に「建物の正論」だけで見積もりを出すことはいたしません。お施主様であるご夫婦はご高齢であり、今後このお住まいに何十年も住み続けるわけではないという背景がありました。今ここで数百万円をかける大規模な張替え工事を行うことが、本当にお二人のこれからの生活にとって幸せな選択なのか、深く考える必要がありました。
さらに詳しく調べた結果、幸いなことに現状では「室内の雨漏りは一箇所も発生していない」という事実が確認できました。
「本来なら張替えをおすすめする状態ですが、雨漏りがないこと、傷み具合、そしてこれからのコスト負担を考えれば、今回は徹底的にサビを落として穴を補修し、塗装で持たせるのが一番お財布に優しい選択だと思います」
私たちはH様ご夫婦に屋根のありのままの状態を正直に説明し、あえて「塗装で費用を最小限に抑えるプラン」をご提案しました。お二人は「そこまで私たちのことを考えて提案してくれたのは神田さんだけだ。ぜひそれでお願いしたい」と、とても安心された表情で仰ってくださいました。
工事が始まると、私たちは「最低限の予算で、最大限に長持ちさせる」ための下地処理に全力を注ぎました。
塗装の寿命は、塗料を塗る前の「ケレン(サビ落とし)」で決まります。電動工具や手作業のワイヤーブラシを使い、腐食が進んだ大屋根(81.2㎡)のサビを徹底的に削り落としていきました。
その後、高圧水洗浄で汚れを洗い流し、サビて穴が開きかけているデリケートな腐食箇所に対して、アルミテープや高耐候性の防水コーキングを駆使して、水が入らないように一つずつ手作業で丁寧に塞いでいきました。
下地をしっかりと作り込んだ上で、高性能なサビ止め下塗り(アレスダイナミックプライマー)を施し、中塗りと上塗りには耐久性に優れた「アレスダイナミックルーフ」を贅沢に塗り重ねていきました。
また、今回の工事では、もう一つS様が気にされていた場所がありました。それがお住まいの「西面外壁」です。 以前、外壁にひび割れや傷みを見つけた際、S様がご自身でセメントやコーキングを使ってDIY補修をされたそうなのですが、どうしてもその補修跡が黒ずんで目立ってしまい、見るたびに悲しい気持ちになっていたそうです。
「屋根を塗るための足場が西側にも架かりますから、その範囲の壁も一緒に補修してきれいに塗り替えましょう」
私たちは、お施主様が頑張って補修された跡を均一に整え、高圧水洗浄を行った上で、下塗りと「クリーンマイルドシリコン」による丁寧な手塗りを実施しました。 玄関付近の細かな傷みもサービスで一緒に補修させていただきました。
仕上がった壁を見たご夫婦は、「あんなに汚れだらけだった壁が、新築みたいに真っ白になるなんて」と、本当に嬉しそうに目を細めていらっしゃいました。
もちろん、今回の主目的であった雨樋工事も完璧に行いました。 雪の重みで完全に崩壊していた古い雨樋をすべて撤去処分し、これからの積雪に備えて強度の高い「ドブメッキ金具」を設置。 そこに新しく真っ白な塩ビ樋(半丸105・総延長40m)を、正しい排水勾配を計算しながらしっかりと架け替えました。
・波打っていた軒先に、歪みのない真っ直ぐな白い雨樋がきれいに架け替えられた様子。
雨樋の架け替え、西面外壁の部分塗装、そして大屋根の徹底補修と全面塗装。 足場費用や細かな諸経費、値引き調整までをすべて含めた最終的な工事総額は136万円(税込)となりました。
もしも私たちが職人のエゴだけで「屋根の張替え」を押し通していれば、これだけで200万円、300万円という莫大な費用がかかり、高齢のご夫婦のこれからの生活設計を圧迫していたに違いありません。
完工後、S様ご夫婦は新しくなった雨樋ときれいになった屋根・外壁を見上げながら、「神田さんにお願いして本当に良かった。無理に高い工事を勧めず、私たちのこれからの暮らしにちょうどいい方法を一緒に考えてくれた。これで何の心配もなく、この家で2人で仲良く過ごせます」と、本当にホッとした笑顔で感謝の言葉を掛けてくださいました。
神田板金が大切にしているのは、建物をただ機械的に直すことではなく、「そこに住む人の人生にとって、何が一番正しい選択なのか」をお客様と同じ目線で考える誠実さです。
私たちは、三条・燕・加茂の地域に根ざしたお住まいの主治医です。高いリフォームを無理に勧めることは絶対にありません。
あなたのご予算、お家の状態、迅速な解決へのご要望、そしてこれからのライフプランに一番優しい「正直な答え」を、一級技能士の誇りを持ってご提案いたします。お困りごとがございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。
施工のポイント
・腐食の進んだ大屋根に対し、建物の正論である「張替え」を無理に勧めず、お客様のご年齢やライフプランを考慮して予算を大幅に抑えた「補修+塗装」を選択。
・サビ落とし(ケレン)を徹底した上で、穴の開きかけた危険な腐食箇所をアルミテープとコーキングで1箇所ずつ泥臭く丁寧に防水補強。
・お施主様がDIYで補修されて目立っていた西面外壁を、プロの下地調整とシリコン塗装によって、周囲と馴染む美しい仕上がりへと再生。
「屋根や外壁が傷んでいるけれど、年齢的にもう何百万円もかける大掛かりなリフォームはしたくない……」と悩んでいませんか?
お家のメンテナンスに「絶対にこうしなければならない」という絶対の正解はありません。
大切なのは、これからの暮らしに合わせた「ちょうどいい修理のバランス」を見つけることです。
神田板金は、お客様の人生とお財布の事情にどこまでも寄り添う職人集団です。
変な売り込みは一切いたしませんので、まずはあなたのご要望をそのまま私たちにお聞かせくださいね。
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