ブログ

BLOG

378
ブログ
瓦ずれの直し方とは?屋根修理の手順とポイントを解説します
2024.06.05
ブログ

自分で修理を行うことで、専門家に依頼するコストを抑えつつ、雨漏りのリスクも低減できます。

この記事を通じて、瓦のずれの原因と、それを自分で直す手順をご紹介します。

自宅の屋根に生じる瓦のずれの原因と、それを自力で修正する方法をわかりやすく説明しますので、ぜひ参考にしてください。

□瓦のずれが起こる原因とは?


屋根瓦がずれる主な原因は、時間の経過による劣化と施工方法にあります。

特に、古い家屋で見られる「土葺き工法」では、葺き土の劣化が進むと瓦が動きやすくなります。

瓦がずれると、その隙間から雨水が浸入しやすくなり、結果的に雨漏りの原因となります。

以下に、瓦のずれが生じる具体的なメカニズムを解説します。


1:土葺き工法の特徴

土葺き工法は、瓦を葺き土に直接置く古い施工方法です。

この方法では釘などで瓦を固定しません。

そのため、葺き土が乾燥して痩せると、瓦がずれやすくなります。


2:瓦と葺き土の関係

瓦と葺き土は密着しており、葺き土の状態が瓦の安定性に直接影響します。

葺き土が湿気を含んで膨張したり、乾燥して収縮したりすることで、瓦が浮いたりずれたりする原因となります。


3:時間とともに生じる自然な劣化

どの屋根も時間が経過すると自然に劣化します。

瓦や葺き土も例外ではなく、長年にわたる風雨や温度変化により、徐々にその機能を失っていきます。


image49

□実践!瓦のずれ直し方の順序


瓦のずれを自分で修正するには、適切な準備と手順が必要です。

ここでは、瓦のずれを効果的に直すためのステップを紹介します。

以下の手順に従って、安全かつ効率的に作業を進めましょう。


1:安全対策の準備

屋根の上は高所であるため、落下防止のためのハーネスや安全な足場の確認が必須です。

また、滑り止めの靴を着用することで、作業中の事故を防ぎます。


2:瓦の検査とずれの特定

屋根に上ったら、まずは瓦のずれや浮きを確認し、修正が必要な箇所を特定します。

特に、瓦の端や隅の部分はずれやすいため、注意深くチェックしてください。


3:瓦ハンマーを使用した修正

瓦ハンマーを使用して、ずれた瓦を優しく叩き、元の位置に調整します。

瓦を叩く際は、力加減に注意し、瓦を割らないように慎重に作業を行ってください。


□まとめ


今回は、自宅で発生する瓦のずれの原因と、その修正方法について説明しました。

これらの知識をもって自分で対処できれば、雨漏りなどのリスクを減らし、家を守ることにつながります。

しかし、自信がない場合や、瓦のダメージが大きい場合は、プロの会社に依頼することをお勧めします。


お気軽にお問い合わせください

電話でお問い合わせ

0256-46-3072

営業時間 8:00〜17:00

WEBでお問い合わせ

LINE公式アカウント
QRコード読み取り または 友だち追加