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瓦屋根のメンテナンスに関心がある家主の皆さん、こんにちは。
瓦屋根はその美しい見た目だけでなく、耐久性や防災面でも優れています。
しかし、適切なメンテナンスを怠ると、雨漏りのリスクが高まります。
この記事では、瓦屋根の基本から雨漏りの原因と具体的な対策方法までを解説していきます。
□瓦屋根の基礎知識!構造と種類の紹介
瓦屋根は、その耐久性と美しさから多くの家で採用されています。
しかし、そのメンテナンス方法や、なぜ雨漏りしやすいのかという基本的な知識は案外知られていません。
ここでは、瓦屋根の構造と種類について基礎からお話しします。
*瓦屋根の構造
1:下地と屋根材
瓦屋根の下地は、垂木と野地板で構成され、その上にルーフィング(防水シート)が敷かれます。
その上に、屋根材である瓦が設置される仕組みです。
2:棟瓦と漆喰
屋根の頂点にあたる棟瓦は、瓦屋根の中でも特にメンテナンスが重要な部分です。
棟瓦の間には漆喰が詰められ、防水性を高めています。
*瓦屋根の種類
1:和瓦と洋瓦
瓦には和瓦と洋瓦があり、それぞれ特徴が異なります。
和瓦は伝統的な日本家屋によく使われ、洋瓦は洋風の建築に合わせやすいデザインが特徴です。
2:材質の違い
瓦の材質には、粘土瓦やセメント瓦、さらに最近では軽量の樹脂瓦もあります。
それぞれに耐用年数やメンテナンスのしやすさが異なるため、選択には注意が必要です。
□雨漏りの原因とは?屋根や防水シートのチェックポイント
瓦屋根が雨漏りする主な原因は、瓦のずれや割れ、防水シートの劣化などです。
これらの原因と、定期的にチェックすべきポイントを解説します。
1:瓦がずれる・割れる
台風や強風で瓦がずれたり割れたりすると、雨漏りの原因となります。
定期的な点検で、瓦の状態をチェックしましょう。
2:防水シートの劣化
瓦自体の耐用年数は長いものの、その下の防水シートが劣化すると雨漏りします。
防水シートのチェックも忘れずに行いましょう。
*チェックポイント
1:漆喰の劣化
屋根の隙間を塞いでいる漆喰が劣化していると、雨水が浸入しやすくなります。
漆喰の補修は、雨漏り防止のためにも重要です。
2:雨仕舞いの劣化
雨樋やサッシをはじめとする、建物の雨水排水機能も定期的にチェックが必要です。
雨仕舞いが劣化していると、雨漏りのリスクが高まります。
□まとめ
瓦屋根は美しく、耐久性にも優れていますが、適切なメンテナンスが必要です。
この記事で紹介した瓦屋根の基礎知識と、雨漏りの原因・対策を理解し、定期的な点検とメンテナンスを心がけましょう。
ぜひ、瓦屋根の美しさと機能を長く保ってください。
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