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瓦雨漏り対策について!原因別修理方法で家を守る
2024.03.26
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瓦屋根は、その伝統的な美しさと耐久性で多くの家主に選ばれています。

しかし、その美しさを長期にわたって保つためには、雨漏りを防ぐための適切な維持管理が必要です。

この記事では、瓦屋根の雨漏り原因とその対策法について解説します。


□瓦屋根の雨漏りの原因


瓦屋根の雨漏りは、いくつかの原因によって引き起こされます。

以下にそれぞれ原因を解説します。


1:瓦の破損やズレ

経年劣化や自然災害による瓦のズレや破損は、雨漏りの一般的な原因です。

これらの問題を解決するには、破損した瓦を交換し、ズレた瓦を適切に戻す必要があります。

また、瓦の下のルーフィングや葺き土の状態もチェックし、必要に応じて修理や交換します。


2:下葺き材の劣化

防水シートの劣化も雨漏りの原因となります。

特に1980年代以降に建てられた家では、ルーフィングとして知られる下葺き材が普及しています。

この材料の劣化が進むと、雨水が浸入しやすくなります。

耐用年数が近づいたルーフィングは、部分的または全面的な交換を検討する必要があります。


3:棟部分の漆喰の剥がれ

漆喰の剥がれは、特に昔ながらの瓦屋根で見られる問題です。

劣化した漆喰を新しいもので補修することで、雨水の浸入を防ぎます。

時には、棟瓦の再配置や新しい漆喰での固定が必要になることもあります。


4:板金部分の劣化

板金部分、特に谷板金のサビや穴は、雨漏りを引き起こす要因となります。

これらの部分の定期的な点検と、必要に応じての修理や交換が重要です。


5:葺き土の浸食や減少

土葺き工法を採用している瓦屋根では、葺き土の減少や浸食が問題となることがあります。

これらの問題に対処するには、葺き土の補充や、場合によってはルーフィングへの切り替えが効果的です。


6:コーキングの破損

屋根と外壁の接合部分に使われるコーキングの破損も、雨漏りの一因となります。 劣化したコーキングは新しいものに交換することで、雨水の浸入を防げます。


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□瓦屋根からの雨漏り対策


雨漏りを防ぐためには、以下のような対策が有効です。


1:瓦のズレや割れに対する対応

瓦のズレや割れが見つかった場合、これらを適切に修理することが最優先です。

瓦は1枚ずつ修理や交換が可能で、部分的な対応で済むことが多いのです。


2:棟瓦の歪みや漆喰の剥がれ

棟瓦の歪みや漆喰の剥がれが原因で雨漏りが発生している場合は、漆喰の詰め直しや棟の取り直し工事が必要になります。

これにより、雨水の浸入を防げます。


3:谷板金の劣化

谷板金の劣化に対しては、穴を塞ぐ部分補修や、板金の全面交換が効果的です。

特に、錆びが進んでいる場合は交換が推奨されます。


4:雨樋の劣化

雨樋が劣化している場合は、補修や全交換が必要になります。

特に、雨樋の詰まりが原因で雨漏りが発生している場合は、清掃だけで解決することがあります。


5:防水シートの劣化

防水シートが劣化している場合は、新しい防水シートに交換することで、雨漏りを根本から解決できます。

この際、野地板の状態もチェックし、必要に応じて修理や交換することが重要です。




□まとめ


瓦屋根の雨漏りを防ぐには、原因を正確に把握し、適切な対策を講じることが不可欠です。

定期的な点検とメンテナンスすることで、瓦屋根の美しさと機能を長期にわたって維持できます。

今回紹介した対策を実践することで、雨漏りのリスクを大幅に軽減し、家の長期的な維持に貢献できるでしょう。

ぜひお試しください。


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