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トタン屋根のカバー工法!メリットデメリットから施工方法まで解説!
2024.09.04
トタン屋根のカバー工法!メリットデメリットから施工方法まで解説!
築年数が経ち、そろそろ屋根の修繕を検討し始めている皆さん。
家のことを大切に思っているからこそ、マイホームを長く快適に保ちたいと考えているのではないでしょうか。
屋根の劣化が気になってきたけれど、どのような方法で修繕するのが最適なのかわからない、屋根の修繕費用が高額になるのではないかと不安、そんな悩みをお持ちかもしれません。

この記事では、トタン屋根のカバー工法について、メリット・デメリット、施工方法を詳しく解説することで、トタン屋根のカバー工法を理解し、安心して施工を検討できるようになることを目指します。


トタン屋根のカバー工法とは?

トタン屋根のカバー工法とは、既存のトタン屋根の上に新しい屋根材を重ねて施工する方法です。
既存の屋根を撤去せずに済むため、工期が短く、費用を抑えられるのがメリットです。
しかし、屋根の重量が増加したり、高さが上がったりするなど、デメリットもあります。

1:メリット

・工期が短く費用を抑えられる

既存の屋根を撤去せずに済むため、工期が短縮され、それに伴い費用を抑えることができます。
従来の葺き替え工事に比べて、工期が約半分になるケースも珍しくありません。

・屋根の断熱性能・防音性能が向上する

既存の屋根と新しい屋根材の間に空気層ができることで、断熱性能と防音性能が向上します。
夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるようになり、快適な住環境を実現できます。

・屋根のデザインを変更できる

カバー工法では、新しい屋根材の種類や色を選ぶことができます。
既存の屋根のデザインに飽きたり、家の外観をガラリと変えたい場合は、カバー工法がおすすめです。

2:デメリット

・屋根の重量が増加する

新しい屋根材を重ねるため、屋根の重量が増加します。
家の構造によっては、耐荷重が不足する可能性もあるため、事前に確認が必要です。

・屋根の高さが上がる

新しい屋根材を重ねるため、屋根の高さが上がります。
そのため、軒先や雨樋が低くなる場合があり、雨水が流れにくくなる可能性があります。

・下地となる既存屋根の状態によっては、すぐに葺き替えが必要になる場合がある

既存の屋根が劣化している場合、カバー工法で施工してもすぐに葺き替えが必要になることがあります。
カバー工法を検討する際は、既存屋根の状態をしっかり確認することが重要です。


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トタン屋根のカバー工法!施工方法を解説

トタン屋根のカバー工法は、既存屋根の補強、野地板の設置、防水シートの施工、新しい屋根材の設置という4つの工程で行われます。
それぞれの工程で注意すべき点や、使用する建材について解説します。

1:既存屋根の補強

まずは、既存のトタン屋根を補強します。
既存屋根の割れや亀裂などの破損箇所にシリコン製の充填剤でコーキングをしたり、瓦棒トタン屋根の場合は芯木部分を補修したりして補強するのが一般的です。
既存屋根をしっかりと補強することで、新しい屋根材を安定して設置することができます。

2:野地板の設置

次に、既存屋根の上に野地板を設置します。
野地板は、新しい屋根材を支えるための木下地です。
既存屋根に野地板をビスで固定し、新しい屋根材をしっかりと支えるようにします。
野地板は、ベニヤ板や構造用合板などを使用します。

3:防水シートの施工

野地板を設置したら、防水シートを施工します。
防水シートは、雨水が屋根内部に浸入するのを防ぐために不可欠なものです。
ルーフィングシートとも呼ばれ、アスファルト系やゴム系など、様々な種類があります。
防水シートは、野地板の上に重ねて、ピンやタッカーなどで固定します。

4:新しい屋根材の設置

最後に、新しい屋根材を設置します。
カバー工法では、ガルバリウム鋼板や金属屋根材、瓦など、様々な屋根材を使用することができます。
新しい屋根材は、防水シートの上に重ねて、ビスや釘で固定します。

まとめ

トタン屋根のカバー工法は、既存の屋根を撤去せずに済むため、工期が短く、費用を抑えられるメリットがあります。
しかし、屋根の重量が増加したり、高さが上がったりするなど、デメリットもあります。
カバー工法を検討する際は、メリットとデメリットを理解した上で、既存屋根の状態や家の構造などを考慮し、適切な判断をすることが重要です。
また、信頼できる施工会社に相談することも大切です。


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