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自宅のメンテナンスに積極的な家屋所有者にとって、トタン屋根の特性とメンテナンス方法は切っても切れない関心事です。
トタン屋根は、その軽量さやコストパフォーマンスの良さで知られていますが、一方で緩勾配や耐用年数の短さ、雨漏りのリスクなど、特有のデメリットも抱えています。
この記事では、トタン屋根の基礎知識から、雨漏りの原因とその対策方法まで解説します。
□トタン屋根の基礎知識!特徴とメンテナンスの重要性
トタン屋根とは、一般的に薄い金属板でできた屋根のことを指し、その軽量さや施工の容易さから多くの住宅や倉庫で使用されています。
しかし、トタン屋根にはさまざまな特性があり、それぞれがメリットとデメリットに直結しています。
以下にトタン屋根のメリットとデメリットやメンテナンスについて解説します。
*トタン屋根のメリットとデメリット
1:メリット
・軽量で地震の揺れに強い。
・比較的安価で施工が容易。
・緩勾配の屋根にも適用可能。
2:デメリット
・亜鉛メッキの劣化による錆の発生。
・軽量のため、台風といった強風によるめくれや突風の影響を受けやすい。
・緩勾配であるため、水の流れが悪く雨漏りがしやすい。
・寿命が10~20年と比較的短い。
・断熱材がない場合、太陽光の熱を室内に伝えやすい。
・遮音性が低く、雨音が大きい。
一見すると不便なようにみえますが、どれもメンテナンスをしっかりしていれば、気にすることない問題です。
*トタン屋根のメンテナンスの重要性
トタン屋根のメンテナンスは、上記のデメリットを抑制し、屋根の機能を長く維持するために不可欠です。
特に、錆やめくれを未然に防ぎ、雨漏りのリスクを最小限に抑えるための適切なメンテナンスが求められます。
□トタン屋根雨漏りの原因と対策
トタン屋根の雨漏りは、主に以下の原因によって発生します。
1:錆による穴あき
トタンは金属であるため、時間と共に錆が発生し、最終的には穴が空いてしまいます。
2:棟板金の飛散や剥がれ
屋根の頂点を覆っている棟板金が風によって飛散したり剥がれたりすると、雨水の浸入を許してしまいます。
3:強風によるトタン屋根のめくれ
台風や突風といった強風により、トタン屋根がめくれてしまうことがあります。
*雨漏り対策
・定期的な点検と早期の補修
・防水性の高い塗料での塗り替え
・補強材の設置による風によるめくれの防止
・棟板金の定期的な点検と修理
これらの対策が挙げられます。
ぜひ気になる部分がある方は外壁にも精通している当社にご相談ください。
□まとめ
トタン屋根は、適切なメンテナンスによってそのメリットを最大限に活かし、デメリットを最小限に抑えられます。
雨漏りはトタン屋根の大きな問題の一つですが、原因を正確に把握し、適切な対策を講じることで未然に防げます。
トタン屋根の基礎知識を身につけ、雨漏りのない快適な屋根生活を送りましょう。
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