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ガルバリウム鋼板屋根の葺き方とは?耐久性と施工方法について解説します
2024.04.16
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新築やリフォームを検討している建築家やホームオーナーの方々に向けて、今回はガルバリウム鋼板の特長と、その施工方法について解説します。

ガルバリウム鋼板は、耐久性とメンテナンスの容易さで高く評価されており、選ぶ際の大きな判断材料となります。

ぜひこの記事を参考に悔いのない選択にしてください。


□ガルバリウム鋼板の秘密!錆びにくく長持ちする理由


ガルバリウム鋼板はその名の通り、ガルバリウム合金メッキが施された鋼板です。

このメッキには、アルミニウム、亜鉛、そしてケイ素が含まれており、それぞれが重要な役割を果たしています。


1:アルミニウムの保護効果

アルミニウムは鋼板を錆びから保護します。

この金属は耐腐食性が高く、特に海辺の塩害環境下でもその性能を発揮します。


2:亜鉛の自己修復効果

亜鉛は傷がついた場合にその部分を「自己修復」する性質があります。

これにより、小さな傷から始まる錆の進行を抑えることが可能です。


3:ケイ素の強化効果

ケイ素はメッキ層を硬くし、耐摩耗性を高めます。

これにより、屋根材としての耐久性が増し、長期にわたって保護機能を維持できます。

これらの特性により、ガルバリウム鋼板は長持ちし、メンテナンスの手間やコストを大幅に削減できます。




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□ガルバリウム鋼板の葺き方選び!横葺きvs縦葺き


屋根の葺き方には、横葺きと縦葺きの二つの主な方法があります。

それぞれにメリットとデメリットがありますので、建物のデザインや環境に応じて最適な選択をすることが重要です。


1:横葺き

横葺きは軒先から重ねていく方法で、シンプルながらも柔軟性が高いのが特徴です。

デザイン性に優れ、多様な建物スタイルに合わせやすいです。

ただし、傾斜が緩い屋根では水はけが悪くなりがちなので注意が必要です。


2:縦葺き

縦葺きは、棟から軒先まで板を縦に敷き詰める方法で、雨水の流れをスムーズにしやすくするため雨漏りに強いです。

しかし、複雑な屋根形状には向いていないため、建物の設計によっては適さない場合があります。

これらの情報をもとに、自身の建物や好みに合った屋根材を選ぶことが、末永く安心して住むための鍵となります。


□まとめ


ガルバリウム鋼板はその耐久性とメンテナンスの容易さで、多くの建築家やホームオーナーから選ばれています。

横葺きと縦葺き、それぞれの方法には異なる利点がありますので、自身のプロジェクトに最適な選択を行うことが大切です。

今回の情報が、皆さんの屋根選びの参考になれば幸いです。

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