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雪害の被害は外壁が受けやすい?火災保険が使えるか解説します! 外壁

雪が降る地域にお住まいの方は、冬の訪れと共に雪害のリスクを心配しているのではないでしょうか。
特に日本の北部の地域では、家屋の雪害が頻繁に発生し、外壁や屋根の損傷は深刻な問題となります。

本記事では、雪害による家屋の被害事例とその対応策、さらに火災保険を適切に活用する方法について解説します。

□外壁は雪害を受けやすい?受けやすい場所とは

外壁の雪害は、しばしば見落とされがちな家屋の脆弱点です。
重い雪が外壁に圧力をかけ、割れや凹み、穿孔といった被害を引き起こすことがあります。
日本の建築基準法によれば、外壁は基礎から30cm以上の高さに設置されるため、50cm~1mの積雪は外壁を破壊するほどの圧力を生じる可能性があります。
そのため、積雪によって家の外観や機能に障害を与えてしまうのです。

家の外にあるものは、特に雪の重みによって被害を受けやすいため、雪害発生後は確認が重要です。
外壁の損傷は、放置するとさらなる構造的な問題を引き起こすリスクもあります。

*雪害の影響を受けやすい箇所

1:外壁

外壁は、雪が高く積もった場合に割れたり、凹んだりする被害が頻発しています。
高く積もった雪の重さは、横に対する圧力も非常に大きくなるのです。

2:屋根(下屋根)

屋根に積もった雪による被害は、雪が積もった当日だけでなく、落雪により数日後に被害につながる場合もあります。
屋根が完全に溶け切るまでは、定期的に屋根の様子を確認しておきましょう。

3:雨樋(集水器)とテレビアンテナ

雨樋やテレビアンテナは雪の重さにより、曲がったり折れたりする危険性があります。

□火災保険が使える場合とは?

火災保険の適用可能性は、雪害による家屋の損傷において重要な要素です。
多くの方は、火災保険が雪害にも対応していることを知らず、適切な補償を受けられていないケースがあります。
そのままでは、毎年の雪害に対応すればするほど資金が減ってしまいますよね。

以下は、火災保険で補償される可能性のある雪害の例です。

*火災保険適用の可能性がある雪害事例

・屋根が折れたりへこんだりする場合
・雨どいが被害を受ける場合
・外壁がへこんだり割れたりする場合
・カーポートやガレージが凹んだり潰れたりする場合
・フェンスが歪んだり折れたりする場合

これらの被害は、火災保険の範囲内で補償されることが多いです。
しかし、高所の被害を確認する際には安全を優先し、専門業者に依頼することが推奨されます。

□まとめ

冬の雪害は家屋に多大な影響を及ぼし、外壁や屋根の損傷が特に一般的です。
これらの被害は、適切な火災保険の適用によって軽減される可能性があります。
家主は、自宅の安全と保全に対する責任感を持ち、これらのリスクに備えなければなりません。

この記事で、雪害に関する具体的な対策と保険の活用方法の理解を深めてくださいね。

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