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壁押え板金とは一体何?役割と押さえたいポイントを紹介! 外壁屋根

自宅や物件のメンテナンスは、所有者にとって重要な課題です。
特に建物の耐久性と外観の維持に焦点を当てる方にとって、壁押え板金の役割とメンテナンスの重要性は必須の知識です。
本記事では、壁押え板金の基本と、リフォームやメンテナンス時の要点を解説します。

□壁押え板金とは?

壁押え板金は別名「雨押え板金」とも呼ばれ、外壁と屋根の接合部に設置される重要な部材です。
この板金は、外壁を流れる雨水が建物内部に侵入するのを防ぎ、雨漏りリスクを軽減します。
特に雨水が集中する箇所に設置されるため、その重要性は計り知れません。

1:役割と重要性

壁押え板金は、接合部に侵入した雨水を適切に排水し、建物内部の水害を防ぐ役割を持っています。
適切な取り付けがなされていれば、雨漏りのリスクは大幅に減少します。

2:設置場所と呼称

一般的に下屋根と外壁の接合部に設置され、「ノシ水切り」や「壁止まり板金」とも呼ばれます。
これらの部材は、見た目にも影響を与えるため、選択と設置には注意が必要です。

3:排水用の隙間

排水用の隙間は、雨水を効果的に排出するために設計されています。
この隙間を塞いでしまうと、水が溜まり、本来の機能を果たせなくなるため、メンテナンス時には特に注意が必要です。

□壁押え板金で押さえたいポイントとは?

壁押え板金の取り付けやメンテナンスにおいて押さえておくべきポイントは、主に以下の3つです。

*取り付け方法と外観の変化

屋根リフォーム時、特に新築時と異なり、板金は外壁の外側に取り付けられることが多いです。
これは外壁の内部に板金を取り付けることが難しいからですが、外観が大きく変わってしまいます。
外観上の変化が生じることを理解し、対処しましょう。

*通気口の問題

2000年以降の建築物では、外壁に通気層が設けられることが一般的です。
しかし、通常の板金を使用すると、この通気層が塞がれることがあります。
対策として、穴の開いた「換気壁押え」の使用が考えられます。

*雨漏りリスク

壁押え板金は、雨漏りリスクが高い部位です。
特に、最近の建築トレンドである軒ゼロ住宅では、板金部分に直接雨水が当たるため、注意が必要です。
また、施工不良も雨漏りの原因となり得るため、適切な施工を心がけることが重要です。

□まとめ

壁押え板金は、建物のメンテナンスと外観維持において不可欠な部分です。
その役割と重要性を理解し、適切な取り付けとメンテナンスを行うことで、建物を守り、見た目の美しさを保てます。

リフォームや新築の際には、これらのポイントを念頭に置いて計画を進めましょう。

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