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瓦がずれているときの修繕方法とは?未然の予防も大切! 屋根

瓦のずれを補修することは、家の安全を維持する上で重要なポイントです。
専門知識がない屋根のメンテナンス初心者の方でも、適切な情報があれば、安心して修繕に取り組めます。
そこでこの記事では、瓦ずれの原因とその修繕方法、さらに未然に防ぐための予防策を解説します。

□瓦がずれているときの修繕方法

瓦のずれは屋根の安全性に直結する問題です。
修繕を怠ると、下地の劣化や雨漏りのリスクが高まります。
では、具体的にどのような修繕方法が考えられるのでしょうか。

1:ずれた瓦を取り付け直す

瓦が単に外れているだけなら、元の位置に戻すことで対応可能です。
しかし、ルーフィングの劣化も同時にチェックし、必要に応じて修繕を行うことが重要です。

2:瓦を新しく交換する

瓦にひびや割れがある場合、新しい瓦に交換するのが良いでしょう。
交換する際にも、ルーフィングの状態を確認しておくことが肝心です。

3:瓦を部分補修する

瓦以外に下地の劣化も進んでいる場合は、部分補修が必要になります。
瓦の下の防水材も交換し、確実な補修を心がけましょう。

4:瓦屋根の葺き直し・葺き替え

瓦ずれが広範囲に及ぶ場合、全体的な補修が必要です。
古い瓦をすべて剥がし、新しい瓦やルーフィングへの交換を行うことで、安全な屋根へと生まれ変わらせます。

□瓦ずれを未然に防ぐための効果的な予防策

瓦ずれの未然防止には、効果的な予防策が欠かせません。

*定期的な点検

日常では屋根を詳細に確認する機会は少なく、瓦のズレや損傷を見落としがちです。
このため、定期的な点検は瓦のズレや割れなどの問題を早期に発見し、対応するために不可欠です。
点検は特に雪解け後の春先や梅雨の前、台風シーズンの9月~10月、また地震発生後に行うのがおすすめです。
早期発見と早期対応は、より大きな損傷を防ぐ上でとても重要ですよ。

*ガイドライン工法での瓦設置

地震や台風によって瓦がズレるリスクを最小限に抑えるためには、ガイドライン工法の採用が効果的です。
かつては木材に瓦を引っ掛けるだけの工法が一般的でしたが、地震や台風で瓦が落下し、家屋の倒壊や人身事故を引き起こすケースが多発しました。
これに対応するため、ガイドライン工法やラバーロックなど、より強固で安全な施工方法が開発されています。

特に古い家の場合、瓦の設置方法を見直し、必要に応じてこれらの現代の工法にアップデートすることが推奨されます。
築年数が長い家や、これまで屋根のメンテナンスをしていない家では、昔ながらの工法で瓦が設置されている可能性が高いため、どのような方法で瓦が設置されているかを確認しましょう。
確認した上で、必要であればガイドライン工法で瓦を設置し直すことを検討しましょう。

□まとめ

瓦ずれは屋根の健全性に直接関わる問題です。
この記事では、瓦ずれの修繕方法と予防策をご紹介しました。
瓦ずれを発見した際は、速やかに対処し、家全体の安全を守ることが大切です。

また、予防策を講じることで、瓦ずれのリスクを減らし、長期的な安心を得られます。
この記事を参考に瓦のずれを補修してくださいね。

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