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外壁ひび割れサイディングの原因と補修方法をご紹介!
2024.07.31
築年数が経つと、外壁に気になるひび割れを見つけることがあります。
特にサイディング外壁は、経年劣化や地震、台風などの影響を受けやすく、ひび割れが発生しやすい素材です。
この記事では、サイディング外壁のひび割れの原因と適切な補修方法についてご紹介します。
外壁のひび割れについて理解を深め、安心して適切な対応を取れるようにしましょう。
外壁ひび割れサイディングの原因
サイディング外壁のひび割れは、様々な原因が考えられます。
ここでは、代表的な原因とそのメカニズムについて詳しく解説していきます。
1: 経年劣化
サイディング外壁は、紫外線や風雨に常にさらされているため、時間とともに劣化していきます。
特に、外壁材と外壁材の継ぎ目に使われているシーリング材は、経年劣化によって硬化し、ひび割れを起こしやすくなります。
シーリング材のひび割れは、雨水の侵入経路となり、外壁材内部に水が浸透することで、サイディングボードの腐食や膨張を引き起こし、ひび割れをさらに拡大させてしまうことがあります。
2: 地震
地震による揺れは、サイディング外壁に大きな負担をかけます。
特に、地震の規模が大きい場合や、古い建物では、サイディングボードが割れたり、シーリング材が剥がれたりする可能性があります。
地震によるひび割れは、建物の構造的な問題や耐震性の不足を示唆している場合もあるため、注意が必要です。
3: 台風などによる物の衝突
台風や強風によって、飛来物がサイディング外壁に衝突すると、衝撃によってひび割れや欠けが発生することがあります。
特に、窓やドア周りのサイディングは、飛来物が当たりやすい場所なので、注意が必要です。
4: 施工不良
サイディング外壁の施工不良も、ひび割れの原因となります。
例えば、サイディングボードの固定方法が適切でない場合や、シーリング材の充填量が不足している場合、ひび割れが発生しやすくなります。
5: 凍害
冬の寒い地域では、サイディング外壁に凍害が発生することがあります。
凍害とは、外壁材に水が浸透し、凍結と融解を繰り返すことで、外壁材が劣化し、ひび割れが発生する現象です。
6: その他
上記の他に、サイディング外壁のひび割れには、コケやカビの発生、直張り工法による壁内部結露など様々な原因が考えられます。
外壁ひび割れサイディングの補修方法
サイディング外壁のひび割れの補修方法は、ひび割れの状態や場所、素材によって異なります。
ここでは、一般的な補修方法と注意点、費用や時期の目安などを解説します。
1: コーキング材を用いた充填方法
サイディング外壁のひび割れの補修には、コーキング材を用いた充填方法が一般的です。
コーキング材は、ひび割れに充填することで、雨水の侵入を防ぎ、ひび割れの拡大を防ぐ効果があります。
2: 補修の手順
コーキング材を用いた補修は、以下の手順で行います。
・ひび割れ部分を清掃する
・ひび割れ部分をV字型にカットする
・プライマーを塗布する
・コーキング材を充填する
・ヘラでコーキング材を平らにならす
3: 注意点
コーキング材を用いた補修を行う際は、以下の点に注意が必要です。
・ひび割れの状態や場所、素材に適したコーキング材を選ぶ
・コーキング材を充填する際は、空気を抜いてしっかりと充填する
・コーキング材が完全に硬化するまで、触らないようにする
4: 時期の目安
コーキング材を用いた補修の費用は、ひび割れの大きさや場所、使用するコーキング材の種類によって異なります。
補修の時期は、ひび割れの状態や天候によって異なります。
ひび割れが大きく、雨水の侵入が心配な場合は、早急に専門業者に相談する必要があります。
まとめ
サイディング外壁のひび割れは、放置すると雨水の侵入による腐食や膨張、ひび割れの拡大、建物の構造的な問題を引き起こす可能性があります。
ひび割れを発見したら、放置せずに早めに対処することが大切です。
本記事がサイディング外壁のひび割れについて理解を深める参考になれば幸いです。
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