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サイディング縦張りと横張りの違いとは?サイディング縦張りの魅力について解説!
2024.02.24
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外壁リノベーションを考える際、デザインと機能性を追求する住宅所有者にとって、サイディングの張り方は重要な選択肢ですよね。


特に、縦張りと横張りは、見た目の美しさだけでなく、コスト、メンテナンス方法、機能的利点においても大きな違いがあります。

この記事では、これらの違いについて掘り下げ、理想的な外壁選択に役立つ情報をお伝えします。


□サイディング縦張りと横張りの違いとは?


サイディングの張り方は、住宅の外観に大きな影響を及ぼします。

一般的な金属サイディングは、幅40cm×長さ4mのサイズが主流です。

これを横方向に張ると横張り、縦方向に張ると縦張りと呼ばれ、それぞれに独特の見た目があります。

しかし、見た目だけでなく、張り方によっては工事価格や外壁の性能、さらにはメンテナンスの方法にも違いが生じます。


1:胴縁の配置

横張りサイディングでは胴縁を縦に、縦張りサイディングでは胴縁を横に取り付けます。

胴縁はサイディングの下地材で、サイディングを固定し、通気層を形成する役割があります。

この違いにより、構造的な耐久性や雨漏りのリスクに差が出るのです。


2:性能

縦胴縁は横胴縁に比べて、通気性に優れているため、構造上の腐食が起こりにくいとされています。

そのため、横張りの方が通気の面では優位があります。

縦張りの場合は、つなぎ目の数が少なくなるため、水はけが良くなるメリットがあります。

また、必要なシーリング量が横張りより少ないため、メンテナンスや管理に手間がかからない点も特徴です。


3:メンテナンスの違い

縦張りと横張りでは、メンテナンスの必要性や方法が異なります。

機能的な違いにより、それぞれのメンテナンス費用や頻度に差が出てくるため、長期的なコストを考慮することも重要です。


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□サイディング縦張りの秘密はデザインと機能の完璧な調和


縦張りサイディングの特徴は、外壁全体に水切りという目地が入る点です。

サイディングの寸法は約3mで、中間に目地を作る必要があります。

これにより、縦張りは見た目の面で特別な印象を与えますが、一方で通気性や水はけ、デザイン面でも優れた特徴を持っています。


*通気性の工夫

縦張りは下地の影響で通気性が横張りに比べて劣る可能性がありますが、空気が上に抜けるような通気胴縁の利用で改善が可能です。

これにより、縦張りでも通気性の問題はクリアできます。


*デザインの多様性

縦張りサイディングは、外壁のデザインに独特の特徴をもたらします。

目地の配置や色合いの選択により、建物に個性的な外観を与えられます。


□まとめ


サイディングの縦張りと横張りは、見た目だけでなく、工事価格、性能、メンテナンスの面で大きく異なります。

縦張りは、特に水はけの良さや通気性の工夫に優れており、外壁リノベーションを考える際の有力な選択肢です。

一方、横張りもその見た目とコスト面で魅力があります。

最終的な選択は、住宅所有者の好みやニーズに合わせて行うことが重要です。

外壁リノベーションにおいては、これらの情報を踏まえた上で、最適な選択を行うことが望ましいでしょう。


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