・ふと自宅の軒先を見上げたら、雨樋から緑色の草がニョキニョキと生えているのを見つけて驚いた。
・雨が降ると雨樋から水がポタポタと溢れてくるので、中で何かが詰まっているのではないか。
・高い場所なので自分では掃除ができないし、どの業者に頼めばいいのか分からず困っている
施工事例
WORKS
・ふと自宅の軒先を見上げたら、雨樋から緑色の草がニョキニョキと生えているのを見つけて驚いた。
・雨が降ると雨樋から水がポタポタと溢れてくるので、中で何かが詰まっているのではないか。
・高い場所なので自分では掃除ができないし、どの業者に頼めばいいのか分からず困っている
・一級建築板金技能士が安全対策を講じた上で屋根に登り、雨樋の内部状況を細かく調査。
・長年の土砂や落ち葉が堆肥化し、コケや雑草が生い茂って水の通り道を完全に塞いでいる原因を特定。
・大掛かりな交換工事を勧めるのではなく、手作業による確実な泥・コケの除去と、竪樋(縦のパイプ)への通水テストを含む徹底的なクリーニングをご提案。
軒先を見上げて驚愕。雨樋が「プランター」のようになってしまう理由
新潟県三条市。山々の木々が色づき、冬の足音が少しずつ近づいてくる11月の下旬、お施主様のH様から少し慌てた様子でお電話をいただきました。
「神田さん、ちょっとおかしなことを聞くようだけど、お家の雨樋から草が生えることなんてあるのかね? 下から見上げたら、2階の樋から青々とした雑草が伸びていて、雨の日にはそこから水がボタボタと垂れてくるんだ」
実は、この「雨樋から草が生える」という現象は、決して珍しいことではありません。近くに山や大きな木があるお住まいはもちろん、そうでなくても風によって運ばれた微細な砂埃や、瓦の隙間から落ちた泥、秋の落ち葉などが長い年月をかけて雨樋の底に少しずつ堆積していきます。
そこに雨水が溜まることで、堆積した泥がまるでプランターの「土」のような役割を果たしてしまうのです。そこへ鳥が種を運んできたり、風で雑草の胞子が飛んできたりすると、雨樋の内部でしっかりと根を張り、立派に成長してしまいます。
H様のお宅へお伺いし、早速ハシゴをかけて屋根の上を確認させていただくことにしました。
一級技能士が診る、雨樋の詰まりに潜む「冬の二次災害」
屋根の上に登って雨樋を上から覗き込むと、想像以上の状態になっていました。
軒樋の底には真っ黒い泥が数センチの厚みで溜まっており、その表面をふかふかとした緑色のコケが絨毯のように覆い尽くしています。そして、そのコケの合間から何食わぬ顔で雑草が芽吹いていました。
これほど泥やコケが溜まってしまうと、雨樋本来の役割である「雨水をスムーズに集めて排水する」という機能は完全にストップしてしまいます。H様が仰っていた「雨の日に水が溢れてくる」というのは、排水口(集水器)に水がたどり着く前に、泥のダムによって堰き止められた水が溢れ出ていたのが原因でした。
この状況を前にして、私たち板金職人が最も危機感を抱くのは、単に「水が溢れる」ということだけではありません。本当に恐ろしいのは、これから三条市にやってくる「本格的な冬の凍結トラブル」です。
雨樋の中に泥やコケが詰まったままだと、冬の間に降った雪が溶けた水(雪解け水)が排水されずに樋の中に大量に留まります。それが夜間の氷点下の寒さによって、ガチガチの巨大な氷の塊へと変わってしまうのです。
水は凍ると体積が膨張するため、内側からの強烈な圧力によって雨樋そのものをバキバキに破断させてしまったり、重さに耐えかねた支持金具がグニャリと曲がってしまったりします。たかが泥の詰まりと侮っていると、冬を越えた頃には「雨樋の全交換工事」という、数十万円規模の大きな痛手を負うことになりかねないのです。
「H様、雨樋自体はまだしっかりしているので、取り替える必要はありません。冬が来る前に、中の泥とコケを全部綺麗に掃除して、水の通り道を復活させましょう」
そうお伝えすると、H様は「えっ、掃除だけでいいのかい? どこかの業者には取り替えないとダメだと言われそうで不安だったんだ。すぐに頼むよ」と、安心した表情で仰ってくださいました。
作業は職人の手による丁寧な手作業から始まります。まずは、雨樋を傷つけないように配慮しながら、スコップや特殊なヘラを使って、長年溜まりに溜まった真っ黒な泥とコケ、そして根を張った雑草を一掴みずつ掻き出していきます。掻き出した泥の量は、小さなバケツがすぐに満杯になってしまうほどのボリュームでした。
軒樋全体の泥を取り除いた後は、ホースを使って勢いよく水を流す「通水テスト」を行います。ここで重要なのは、目に見える横の樋(軒樋)だけでなく、下へと水を落とす縦のパイプ(竪樋)の中に泥が詰まっていないかを確かめることです。もし縦のパイプの途中で泥が固まっていると、上だけ綺麗にしてもまたすぐに水が溢れてしまいます。
幸い、縦のパイプの奥深くまでは泥が詰まっていなかったため、流した水はサラサラと小気味よい音を立てて地面の排水口へと吸い込まれていきました。仕上げに樋の内側を綺麗に拭き上げ、約2時間ほどの作業で、新築時のときのような美しい雨樋の内側が蘇りました。
今回の雨樋掃除にかかった全体の費用は、総額で8,800円(税込)です。
お家全体の軒樋をくまなくチェックし、泥を全て掻き出して通水確認を行うまで、プロとしての技術と安全対策を含めた誠実なプライスです。
私たちは地元の職人として、「まだ直さなくていいもの」を無理にリフォームさせるような営業は絶対にいたしません。もし今回の詰まりを放置したまま冬を迎えていれば、雪の重みと氷の膨張によって雨樋が全壊し、春には10倍、20倍以上の修理費用がかかっていた可能性が非常に高かったと言えます。
不具合が小さいうちに、あるいは「掃除」というシンプルなメンテナンスだけで解決できるうちに手を打つことこそが、結果としてお住まいを最も長持ちさせ、生涯の維持費を安く抑える唯一の秘訣です。
作業完了後、ハシゴから降りた私に、H様は温かい缶コーヒーを手渡しながらこう言ってくださいました。 「たったこれだけの費用で、あんなにびっしり生えていた草もコケもなくなって、すっきりした。これで安心して冬を迎えられるて。高い工事を勧められるんじゃないかとドキドキしていたけれど、神田さんに相談して本当によかった」
そのホッとした笑顔を見送るとき、私たちは「これこそが、地域の皆様に寄り添う板金屋の仕事だ」と、深いやりがいを感じます。
雨樋は、屋根から落ちる水をコントロールして、大切な外壁や土台に直接水がかかるのを防ぐ「お家の防波堤」です。もしあなたのお宅の軒先にも、怪しい緑色の影が見えたり、雨の日に雨樋から水がジャバジャバと溢れていたりしたら、それはお家からの重要なサインかもしれません。
神田板金は、三条・燕・加茂の地域に根ざした「屋根と外装の主治医」です。大きなリフォームはもちろんですが、今回のような「雨樋の掃除だけ」「点検だけ」といった小さなお困りごとにも、一級技能士の誇りを持って誠心誠意ご対応いたします。どんな小さなことでも、どうぞお気軽にお声がけください。
施工のポイント
・一級建築板金技能士が屋根の上から現状を正しく診断し、雨樋の交換ではなく「清掃のみ」で解決する最も安価なプランを選択。
・軒樋の底に堆積した大量の土砂、コケ、雑草を職人の手作業で根こそぎ掻き出し、水の流れるクリアな容量を完全に復活。
・清掃後に高圧での通水テストを行い、縦のパイプ(竪樋)の内部まで詰まりがないかを徹底的に検証・確認。
「雨樋から草やコケが生えているけれど、こんな小さな掃除だけで職人さんを呼んでもいいのかしら……」と遠慮していませんか?
その小さな詰まりを放っておくと、冬の間に水が凍って雨樋が割れてしまい、結果的に大掛かりな交換工事が必要になってしまいます。神田板金は、どんな小さな「困った」にも嫌な顔一つせず、喜んでお伺いする地元の味方です。
高額なリフォームの押し売りは一切いたしませんので、まずはあなたのお家の雨樋の状態を、すっきりと綺麗にリフレッシュさせてみませんか?
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