施工事例

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増築で建物内部に取り残された雨どいを這樋で屋外へ移設した改修工事 三条市A様

雨どい工事 〜10万円
before 施工前
after 施工後
お客様のご要望

・建物を増築したことにより、以前は外側にあった雨どいの落とし口が建物内部に取り残されてしまった。

・大雨が降ると室内の配管から大きな水音が響き、万が一の漏水や詰まりの際に工場が浸水しないか不安だ。

・室内を通っている排水ルートを、屋根の上を這わせて外側へ逃がす形(這樋)にしてほしい。

・工場のポリカ屋根に穴が開いており、そこから雨が漏れて荷物が濡れるので一緒に直してほしい。

・既存の材料を活かせる部分は再利用し、コストを抑えながらも確実に問題を解決してほしい。

ご提案内容

・増築部分の内部を貫通していた既存竪樋を適切に切断・撤去し、浸入経路を完全に封鎖。

・屋根の勾配を計算し、雨水を屋外の排水口までスムーズに導く「這樋(はいどい)」の新設移設。

・既存の健全な雨どい部材を一部再利用することで、税込5.5万円という合理的な費用での改修。

・工場の排水量を考慮したφ90の大容量塩ビ管と、5箇所のエルボを用いた確実な排水ルートの構築。

・ポリカ屋根の貫通穴に対し、板金職人の止水技術を活かした高耐久な「穴ふさぎ」補修の同時施工。

施工内容
施工箇所
  • 工場屋根および増築部室内
施工内容
  • 既存竪樋の切断撤去 這樋(屋根這い)の新設・移設工事
  • ポリカ屋根の穴ふさぎ補修
工事費用 5.5万円
工事期間 0.5日
築年数 不明

工事の詳細

 新潟県三条市で事業を営まれる(株)A様より、増築に伴う特殊な排水トラブルについてご相談をいただきました。

現場へお伺いして確認すると、過去の増築工事によって、本来は屋外にあるべき雨どいの「落とし口」が、室内の天井付近に取り残されているという状態でした。

担当者様は「雨が降るたびに室内で配管がゴボゴボと音を立て、もし詰まったら大事な機械が水浸しになる」と、長年の不安を口にされていました。

室内に雨水の通り道があることは、目に見えない場所での腐食や、突発的な漏水時に事業を止めてしまう大きなリスクを抱えていることと同義です。

私たちは三条市の板金職人として、この「室内を通る水の道」を屋外へと正しく導き直すための詳細な設計を開始いたしました。

調査の結果、屋根から室内へ引き込まれている樋を一度切断し、屋根の斜面を這わせて外へ逃がす「這樋(はいどい)」へのルート変更が最善であると判断しました。

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 (株)A様からは「大掛かりな改修ではなく、最小限の費用でこのリスクを取り除きたい」という切実なご希望も伺っておりました。

私たちはプロの目利きとして、すべてを新品にするのではなく、活かせる既存部材を再利用する「職人の節約プラン」を税込5.5万円でご提示しました。

この誠実な見積もりに対し、担当者様は「その予算で、しかもすぐに対応してもらえるなら本当に助かる」と、即決で工事をお任せくださいました。

工事当日は、まずはもう一つの懸念材料であったポリカ屋根の「穴ふさぎ」作業から着手いたしました。

わずかな穴であっても、そこから滴る雨水は工場の床を濡らし、転倒事故や製品のサビを招く原因となるため、板金技術を駆使して確実に封鎖しました。

続いて、メインの這樋移設に入りますが、ここが板金職人としての腕の見せ所となる「雨仕舞(あまじまい)」の工程です。

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 既存の竪樋を室内手前で切断し、5箇所のエルボ(曲がり部材)を駆使して、屋根の形状に吸い付くような新しい排水ルートを組み上げました。

工場仕様のφ90という太めの管を採用し、三条市の激しい豪雨でも雨水が滞留しないよう、ミリ単位で正確に勾配(傾斜)を調整していきます。

既存部材と新設部材の接続には専用の溶着剤を使用し、雪の荷重や熱による伸縮にも耐えうる強靭な一体化を実現しました。

作業が進むにつれ、それまで室内を通り抜けていた水の道が、屋根の上で美しいラインを描きながら屋外へと姿を変えていきました。

工事期間は、工場の業務を止めることのない、わずか半日の迅速な施工でした。

最後に行った放水テストで、水が一切の滞留なく外側の排水口へと吸い込まれていく様子を確認し、すべての作業が完了いたしました。


 完工後の確認で、担当者様は「これで大雨の夜に不安を感じなくて済む。本当に頼んで良かった」と、安堵の表情を見せてくださいました。

室内にあった「爆弾」とも言える配管を取り除いたことで、雨の日の騒音だけでなく、将来的な漏水による事業停止のリスクも一掃することができました。

神田板金からお伝えしたいのは、増築の陰で置き去りにされた排水不良は、建物の寿命を縮める大きな要因になるということです。

今回のような5.5万円という投資が、結果として工場全体の資産価値を守り、働く方々の安全を確保するための最も賢い選択となります。

板金職人の仕事は、完成すればその丁寧な防水処理の中身は見えなくなりますが、私たちは10年後も「正しい施工だった」と胸を張れる仕事を信条としています。

(株)A様の大切な拠点が、新しい水の道とともに、これからも三条の地で健やかに時を刻み続けることを願っております。

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 私たちは、三条・燕の地域に根ざした板金屋として、こうした小さな「住まいの困りごと」にこそ、職人の知恵が活きると考えています。

屋根の葺き替えのような大規模な工事だけでなく、樋の一箇所の移設や、数センチの穴の補修といった「どこに頼めばいいか迷う仕事」こそ、お気軽にご相談ください。

お客様にとって何が最も合理的で、かつ確実な解決策なのかを、プロの視点から正直にご提案させていただきます。

これからも、三条の空の下で、皆様の大切な場所を雨から守るために、一つひとつの現場に誠実に向き合い続けます。

末永いお付き合いを、どうぞよろしくお願いいたします。



施工のポイント:

・増築により室内を貫通していた雨どいの落とし口を切断し、屋外へ移設する這樋(はいどい)施工

・既存の健全な部材を一部再利用することで、税込5.5万円という圧倒的なコストパフォーマンスを実現

・商用建築の排水量を支えるφ90の大容量塩ビ竪樋と、5箇所のエルボを用いた精密なルート設計

・ポリカ屋根の貫通穴に対し、板金職人の技術を活かした高耐久な「穴ふさぎ」補修を同時実施

・建物の熱伸縮や三条特有の積雪荷重を計算に入れた、専用の溶着剤と支持金具による強固な固定

・半日という超短工期で完工し、工場の業務や生産活動に一切の支障をきたさない迅速な管理

・施工後の徹底した放水テストにより、室内の止水と屋外へのスムーズな排水を職人の目で最終確認

神田板金からひとこと

「増築したら雨どいの出口が部屋の中に来てしまったけれど、直すのは大変そうだし……」そんな風に諦めてはいませんか?

実は、板金職人の技術があれば、大きな工事をせずとも、屋根の上に「這樋」を新設することで、排水をスマートに屋外へ逃がすことが可能です。

今回の(株)A様のように、小規模な改修であっても、一級建築板金技能士が最適なルートを再設計することで、お住まいや工場の寿命を劇的に延ばすことができます。

私たちは三条市の板金屋として、ただ新しくすることを勧めるのではなく、今あるものを活かして「いかに安く、いかに確実に守るか」を正直にご提案します。

「まずは今の配管を見てほしい」という気軽な気持ちで、どうぞ神田板金へお気軽にご相談ください。

一級建築板金技能士があなたのお宅や工場へ直接伺い、真心込めてあなたの大切なわが家の未来を、一緒に形にさせていただきます。

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