・年々夏の暑さが厳しく、工場内の気温が高くなって困っている
・熱中症対策として従業員の働く環境を改善したい
・塗装によって外観も美しく整えたい
施工事例
WORKS
工場の屋根に遮熱塗料を塗装し、猛暑対策と省エネを実現|三条市 某工場A様
・遮熱効果に優れた塗料「アレスクール」を使用し、屋根を塗装
・塗膜の密着性と耐久性を高めるため、徹底した下地処理(錆落とし・洗浄)を実施
・錆止めプライマーを塗布し、長期的な錆の発生を抑制
・遮熱効果の高いアイボリー系カラーを選択し、表面温度の上昇を抑える工夫も
- 屋根
- 足場の設置
- 錆落とし・洗浄
- 錆止めプライマー塗装
- 中塗り・上塗り
工事の詳細
三条市にある工場の経営者様より、「夏場の工場内の暑さを少しでも改善したい」とのご相談をいただきました。近年の猛暑により、作業環境の改善が急務となっており、遮熱対策として「屋根の遮熱塗料塗装」をご提案。光熱費の削減と従業員の安全確保を両立させる施工となりました。
まずは仮設足場を設置し、安全確保のもと作業を開始。既存の屋根表面に付着した錆をブラシで丁寧に除去し、高圧洗浄により汚れや埃を取り除いて下地を整えました。
次に、錆の再発を防止するための錆止めプライマーを全面に塗布。この層が上塗り材との接着を助け、耐久性を向上させます。
その後、中塗り・上塗りと2回に分けて遮熱塗料「アレスクール」を丁寧に施工。塗りムラが出ないように細かくチェックしながら進めました。お客様には、遮熱効果がより高いアイボリー系カラーをお選びいただきました。
✅ 施工ポイント
・遮熱塗料により、屋根の表面温度上昇を抑制し、室内温度を改善
・下地処理から丁寧に行うことで、長期的な防錆効果と美観を維持
・屋根塗装による省エネ効果で、冷房負荷の軽減も期待できる
・工期は約15日、営業中の工場に配慮した工程管理で安心対応
*錆落とし 洗浄
既存の屋根にある錆をブラシなどを使って取り除きます。
その後、高圧洗浄機を使って泥などの汚れを取り除きます。
下地処理を丁寧に行うことで、塗装の仕上がりや対応年数に違いが出てくる重要な工程です。
*錆止めプライマー
次に錆止めプライマーを丁寧に塗っていきます。
錆を抑制すると同時に上塗り塗装剤をよりよく付着させる接着剤のような役割です。
*中塗り 上塗り
最後に色のついた塗料を2回塗布します。
塗のこしのないように気を付けながら丁寧な作業を心がけています。
今回の工事ではより暑さを軽減するためにアイボリー系の色を選択していただきました。
黒っぽい色よりも反射率が良いため表面温度が上がりにくくなります。
工場内の温度環境は、働く人の集中力や安全性、そして生産性にも大きく影響します。遮熱塗装はコストを抑えながら、快適な作業環境を実現できる有効な手段です。夏の猛暑に備えて、今のうちから準備を始めてみませんか?