・長年、屋根からの雨漏りに悩んでおり、原因をはっきりさせて改善したい
・複雑な屋根構造のため、通常の雨どいでは排水が追いつかず困っている
・できればコストを抑えつつ、再発しないような施工をしてほしい
施工事例
WORKS
工場の雨漏りを根本から解決|雨どいの仕様変更で排水能力アップ|三条市 某工場T様
・既存の雨どいをすべて撤去し、勾配調整とサイズアップを実施
・箱樋ジョイント部を補修し、接合部からの漏水を防止
・雨どいの落とし口を増設して排水経路を分散させ、オーバーフロー対策
・耐久性と排水能力を考慮し、軒樋はサイズ120の大型製品に変更
- 雨どい
- 既存雨どいの撤去
- 新規雨どいの取付 落とし口を増設
工事の詳細
三条市にある築30年の工場にて、長年悩まされてきた雨漏りの改善をご相談いただきました。特に、複雑な屋根形状による排水不良が見られ、雨どいの見直しが急務となっていました。今回は、雨どいの仕様変更により排水性能を向上させ、雨漏りの根本原因を解消する工事を実施しました。
まず、雪の影響により歪みや破損が見られた既存の雨どいをすべて撤去。撤去後に木下地の状態を確認し、必要な部分には新しい木材を追加しながら、勾配をしっかりと確保して新設作業を進めました。
従来の雨どいは、箱樋の一端にある排水桝のみを頼る1点集中型だったため、雨量が増えると対応しきれずオーバーフローが発生していました。そこで、反対側の壁を貫通させて落とし口を増設。排水経路を2系統に分けたことで、処理能力が格段にアップしました。
また、軒樋のサイズも一般的な105から、排水量の多い120サイズへとグレードアップ。複雑な屋根形状にも対応できる仕様に変更し、今後の雨漏りリスクを大幅に低減しました。
✅ 施工ポイント
・勾配調整と雨どいサイズアップで排水能力を強化
・落とし口の増設により、排水ルートを分散しオーバーフローを防止
・経年劣化や積雪による変形に強い、実用性重視の雨どいへ刷新
・工期は3日、稼働中の工場にも配慮してスムーズに対応
*既存雨どいの撤去
まず、雪の影響で歪みや破損、変形があった既存の雨樋を撤去しました。
撤去したのちに下地の木材を確認し、勾配を確実にとるために新しい木材を取付ました。
*新規雨どいの取付 落とし口を増設
既存の雨樋の排水は、箱樋の端に設けられた桝への1点となっていました。
雨量が多いと箱樋の排水能力を超えた水が集まってしまい、オーバーフローを起こしていました。
そのため、反対側の壁の一部を貫通し、落とし口を増設しました。
あわせて軒樋のサイズを120の大きいものにして、排水能力を高めました。
雨漏りの原因は屋根ではなく、雨どいにあることも少なくありません。適切なメンテナンスと仕様の見直しで、建物の寿命を延ばし、日常のストレスからも解放されます。気になる症状があれば、早めの点検と対策をおすすめします。