施工事例

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施工事例

風で剥がれた倉庫外壁の下地から作り直した堅牢な復旧工事 三条市S様

外壁工事 10〜50万円
before 施工前
after 施工後
お客様のご要望

・激しい風が吹くたびに倉庫の外壁がバタバタと大きな音を立てていて今にも剥がれそうで怖い

・剥き出しになった壁の隙間から雨水が入り込んでいるようなので中にある荷物が心配だ

・とりあえず表面だけ直せれば良いと思っていたが根本的な原因をプロの目で見てほしい

・倉庫なのであまり予算はかけたくないが次回の強風でも飛ばされないように頑丈に直してほしい

・原因が何であれこれ以上建物が傷まないように最善の処置をお願いしたい

ご提案内容

・風で飛散・変形してしまった既存の外壁材の安全な撤去および適正な廃棄処分

・漏水による腐食が進行していた鉄骨下地に対する溶接機を用いた新規鋼材の補修・増設

・三条市の厳しい風雪に耐えうる高耐久な新規金属外壁材(角波板金)の選定と設置

・外壁剥離の根本原因となっていた雨樋のオーバーフロー箇所の精密な再調整および復旧

・構造体の寿命を延ばすための防錆処理を施した下地への強固な板金固定施工

施工内容
施工箇所
  • 外壁
施工内容
  • 足場の設置
  • 鉄骨下地取付
  • 新規外壁材の取付
  • 雨どいの調整・復旧
工事費用 28万円
工事期間 3日
築年数 不明

工事の詳細

 新潟県三条市にお住まいのS様より、非常に切迫した様子でお電話をいただいたのは、冬の嵐のような強風が吹き荒れた翌朝のことでした。

現地へ急行してお話を伺うと、敷地内にある倉庫の壁が「バタバタ、ガタガタ」と、家の中にいても聞こえるほどの異音を立てていたそうです。

S様は「風が吹くたびに壁が剥がれてどこかへ飛んでいってしまうのではないかと、生きた心地がしませんでした」と、不安な夜を過ごされた胸の内を明かしてくださいました。


実際に現場を確認すると、倉庫の一角にある外壁材が受金具から完全に外れ、風に煽られて大きくめくれ上がっている危険な状態でした。

板金職人としての長年の経験から、単に「風が強かったから外れた」という表面的な理由だけではない、何か別の要因が隠れていることを直感しました。

私たちはすぐに足場を組み、めくれ上がった壁の裏側を覗き込み、そこでこの建物の「沈黙のSOS」を目の当たりにすることになりました。


 外壁を剥がして内部を調査したところ、驚くべきことに、建物の骨組みである鉄骨下地が真っ赤に錆び、ボロボロに朽ち果てていました。

これでは、どんなに新しい外壁材を表面から張り付けたとしても、ネジを留めるべき「土台」そのものが崩れているため、すぐにまた風で飛ばされてしまいます。

S様は「表面だけが古くなったと思っていたけれど、中がこんなことになっていたなんて……」と、深刻な腐食の状況を前に絶句されていました。

なぜ、これほどまでに鉄骨の腐食が進んでしまったのか。

私たちはさらに建物の細部を徹底的に点検し、その真犯人が「雨樋の不具合」にあることを突き止めました。

外壁のすぐ上を通る雨樋が長年のゴミ詰まりや歪みによって機能しておらず、雨が降るたびに水が壁の内部へと直接漏れ出し、365日、鉄骨を濡らし続けていたのです。

今回の風による被害は、長年蓄積された「目に見えない雨漏り」によって強度が限界に達していた結果、最後のひと押しとなったに過ぎませんでした。


 私たちはS様に対し、「表面的な補修ではまた同じことが起きます。下地から溶接で作り直し、原因である雨樋も一緒に直しましょう」とご提案いたしました。

倉庫という建物の性質上、コストを最小限に抑えたいというS様のご意向に寄り添いつつも、安全に関わる部分では一切の妥協をしないプランを練り上げました。

神田板金の職人は、板金加工だけでなく、現場での鉄骨溶接も自分たちの手で行います。

今回の工事は、単なる「張り替え」ではなく、建物の構造を再生させる「外科手術」のような工程が必要でした。

「神田板金さんにお任せするから、もう風の日も安心して眠れるようにしてほしい」というS様の力強い言葉を受け、私たちは全力を尽くして作業に取りかかることにいたしました。

28万円という工事費用は、下地からの再生と雨樋の改修、そして外壁の張り替えを含めた「建物全体の延命」を考えれば、極めて誠実な価格設定であると自負しております。


 工事の第一歩は、溶接機を用いた「下地の再構築」から始まりました。

腐食して使い物にならなくなった鉄骨を切り出し、新しい鋼材を火花を散らしながら一点一点、魂を込めて溶接していきます。

この作業こそが、板金職人の「見えないこだわり」の真骨頂です。

溶接が不十分であれば、再び強風が吹いた際に接合部から破断してしまうため、部材同士が完全に一体化するまでじっくりと熱を入れていきます。

新しく頑丈な下地が出来上がった時、指で叩くと「カンカン」と高い音が響き渡り、これから30年、40年と建物を支え続ける準備が整ったことを確信しました。


続いて、雨漏りの根本原因であった雨樋の調整作業に移りました。

詰まりを解消し、水の流れをミリ単位で再設計することで、二度と壁の内側に水が回らない「完璧な雨仕舞(あまじまい)」を施しました。


 いよいよ、仕上げの工程となる新しい外壁材の取り付け作業です。

採用したのは、雪国の過酷な環境に最も強く、シンプルながらも高い剛性を誇る「金属角波板金」です。

新しく溶接した強固な下地に対し、専用のビスを用いて一本一本、等間隔に、かつ力強く固定していきます。

ビスの頭から雨水が侵入しないよう、パッキンの効き具合を一箇所ずつ手感で確認しながら進めるのは、熟練の職人ならではの感覚です。

新しい板金が倉庫の壁を覆っていくにつれ、それまで古びて見えていた建物が、見違えるようにシャキッと引き締まった表情に変わっていきました。


工事期間の3日間、S様は作業の様子を時折眺めながら、「ここまで丁寧に下地からやってくれるとは思わなかった」と、感心した様子で仰ってくださいました。

最後の一枚を張り終え、周囲のコーキング処理を完了させた時、倉庫は以前よりもはるかに強い耐風性能を手に入れていました。


 すべての工程を終え、足場を撤去した倉庫の姿は、まるで新築時のような輝きを取り戻していました。

完工後の立ち会い確認で、S様に新しくなった壁を実際に手で叩いて強さを確認していただきました。

「以前はバタバタしていたのに、今は岩のようにビクともしないね。これならどんな嵐が来ても安心だよ」と、満面の笑顔を浮かべてくださいました。


私たちは、単に依頼された場所を直すだけが仕事だとは考えていません。

なぜ壊れたのかという「原因」を突き止め、それを物理的に解消することで、お客様が将来抱えるはずだった余計な出費と不安を未然に防ぐこと。

それこそが、昭和45年から三条・燕の地で暖簾を掲げてきた神田板金の誇りです。

今回の工事を通じて、雨樋の定期的な点検がいかに建物の寿命を左右するかを、改めてS様にお伝えすることができました。


 板金の仕事は、一度完成すれば中身が見えなくなってしまう「誠実さが問われる仕事」です。

壁の裏側で新しく輝く鉄骨の溶接跡は、私たちがS様のお住まいを想って注ぎ込んだ情熱の証でもあります。

お住まいは、放っておけば雨や風によって少しずつ削られていきますが、適切な手当てを施せば、何度でも蘇ることができます。

S様の大切な倉庫が、新しくなった外壁とともに、これからもご家族の大切な荷物を雨風から守り続けることを願っております。

私たちはこれからも、地域の皆様の「困った」に対して、フットワーク軽く、そして深い専門知識を持って駆けつけます。

一級建築板金技能士としての確かな技術と、三条の職人としての真心を持って、一現場ずつ丁寧に、そして力強く向き合い続けてまいります。

メンテナンスの時期が来ましたら、また一番に声をかけていただけるような、信頼の絆を深めていきたいと考えています。


 お客様の「神田板金に頼んで本当に良かった」というその一言が、私たちの手汗を拭い、明日への新しい活力となります。

実直な診断と、職人のプライドをかけた施工で、あなたの大切なわが家を末永く見守り続けることをお約束します。

お住まいの外壁や屋根、雨樋について、少しでも「音がする」「錆びている」と感じたら、それは建物からの大切なSOSかもしれません。

私たちが最高の技術と知恵、そして温かい心を持って、あなたのお住まいの悩みを迅速かつ根本から解決いたします。

三条の板金職人として、これからも変わらぬ情熱を持って、一軒一軒の現場と誠実に向き合い続けてまいります。

末永いお付き合いを、どうぞよろしくお願いいたします。

どんなに困難な腐食や損壊であっても、私たちは逃げず、全力で再生に取り組みます。

あなたの「安心」が、私たちのゴールです。

三条・燕の空の下で、今日も私たちは、あなたの大切な場所を守るために金槌を振るい続けます。




施工のポイント:


・風で外れた外壁の裏側に潜んでいた鉄骨下地の腐食を、溶接技術による新規鋼材への全取替で解消

・三条市の強風を想定し、既存の骨組み以上に強固な固定が可能な金属角波外壁材への全面刷新

・外壁剥離の真犯人であった雨樋の漏水箇所を特定し、排水バランスを根本から再構築する止水処理

・高所作業の安全と、下地溶接から外壁張りまでの精密な工程管理を実現するための自社足場設置

・鉄骨下地と新規外壁材の間に、将来のサビを抑制するための適切な防食・防水バリアの形成

・倉庫の利用目的に合わせつつ、28万円という予算内で最大限の構造強化を図ったコスト設計

・3日間という短工期で、建物の「構造の立て直し」から「仕上げ」までを一貫して完工したスピード施工

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鉄骨下地は溶接で取り付けていきます。

神田板金からひとこと

「壁が風で鳴っているけれど、まだ剥がれていないから大丈夫」……そう思っている時、実は壁の裏側では深刻な腐食が進んでいるかもしれません。

外壁が飛ばされるのには、必ず理由があります。

今回のS様のように、原因である雨樋まで含めて根本から直すことが、結果として最も安く、かつ安全にお住まいの寿命を延ばすことになります。

私たちは三条市の板金屋として、ただ板を張るだけでなく、鉄骨を焼き、雨の流れを読み、その家が本当に必要としている処置を正直にご提案します。

大きなリフォーム会社にはできない、職人の目線による「嘘のない診断」をぜひ頼りにしてください。

「うちの壁も一度見てほしい」という気軽な気持ちで、どうぞ神田板金へお気軽にご相談ください。

実直な職人があなたのお宅へ直接伺い、あなたの大切なわが家の未来を、真心込めて守り抜くことをお約束します。

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