・工場外壁の雨漏りに長年悩んでいるため、根本的に改善したい
・外壁材の傷みも進んできたので、長持ちする材料と工法で改修してほしい
・工場は稼働したままで工事を進めてほしい
施工事例
WORKS
工場外壁カバーリング工事|雨漏り対策と長寿命化を両立し稼働を止めずに改修 三条市A様
・既存サイディングの上から、樹脂胴縁をビスで取り付けて下地を整え、カバーリング工法で外壁を改修する
・工場側(裏面)は耐久性とメンテ性を重視し、ガルバリウム鋼板のスパンサイディングで仕上げる
・正面の事務所側は意匠性と耐候性を両立するため、フッ素塗装の金属サイディング(KMEW はる一番 スリムウェーブ柄)を採用する
・役物(見切り、コーナー等)を新設し、要所は防水シーリングで雨仕舞いを強化する
- 外壁
- 足場の設置
- 樹脂胴縁の取付
- ガルバリウム鋼板のスパンサイディング施工
- 金属サイディングKMEWはる一番スリムウェーブ柄の施工
- 役物の取付
- 防水シーリング
工事の詳細
今回のご相談は、工場外壁の雨漏りが長年続いており、外壁材自体の傷みも進んできたため「今の稼働を止めずに、長持ちする改修をしたい」という内容でした。
外壁の雨漏りは、目に見えるヒビ割れだけでなく、目地や取り合い部の隙間、役物の劣化など複数要因が重なることで発生します。そこで今回は、既存の外壁を撤去して張り替える方法ではなく、工場を動かしながら施工しやすい「カバーリング工法」を採用しました。撤去量を抑えられるため、工期中の騒音や粉じん、廃材の発生も抑えやすく、操業への影響を小さくできるのが特徴です。
施工は足場を設置したうえで、まず既存サイディングの上から樹脂胴縁をビスで取り付け、外壁面の通りと下地の安定を確保しました。次に、裏面の工場側にはガルバリウム鋼板のスパンサイディングを施工し、耐久性と維持管理のしやすさを重視した外装に整えました。
正面の事務所側は、建物の「顔」となる部分のため、意匠性も大切にしています。そこで、フッ素塗装の金属サイディング(KMEW はる一番 スリムウェーブ柄)を採用し、雨風だけでなく色あせにも強い外観へ更新しました。さらに、パラペット部の笠木も板金でカバーし、R形状でも雨水が入り込みにくい納まりを意識して仕上げています。
最後に、各所の役物を取り付け、防水シーリングで要所をしっかりと押さえ、雨水の浸入経路を遮断しました。
施工ポイント
・稼働中の工場でも進めやすいカバーリング工法で、操業への影響を抑えながら改修する
・樹脂胴縁で下地の通りを整え、外壁の固定力と仕上がりの安定性を高める
・工場側はスパンサイディングで、耐久性とメンテナンス性を重視する
・正面はフッ素塗装の金属サイディングを採用し、意匠性と色あせ対策を両立する
・笠木やコーナーなど役物を新設し、最後に防水シーリングで雨仕舞いを完成させる
樹脂胴縁を取付け
正面の事務所側は金属サイディングKMEWはる一番のスリムウェーブ柄
裏の工場側にはガルバリウム鋼板のスパン系板金を張りました。
パラペットの笠木も板金でカバー。R型でも収めることは可能。
外壁改修には「張り替え」と「カバーリング」の2つの考え方があります。
張り替えは下地まで確認できる一方で、撤去量が増えやすく操業中の工場では負担が大きくなることもあります。カバーリングは撤去を抑えつつ、外壁の防水性と耐久性を底上げしやすいのがメリットです。
また、正面など見た目を大事にしたい面は、フッ素塗装の金属サイディングを選ぶことで、色あせを抑えて長期的な美観維持につながります。改修方法は建物の用途や稼働状況で最適解が変わるため、まずは現状確認からおすすめします。