・アパートの外壁がボロボロになってきたので現状を詳しく確認してほしい
・塗装による補修が可能なレベルなのか全面的な張り替えが必要なのか提案してほしい
・入居者様への影響を考慮しながら建物の資産価値を維持できる最適な工事をしたい
施工事例
WORKS
・アパートの外壁がボロボロになってきたので現状を詳しく確認してほしい
・塗装による補修が可能なレベルなのか全面的な張り替えが必要なのか提案してほしい
・入居者様への影響を考慮しながら建物の資産価値を維持できる最適な工事をしたい
・窯業系サイディングの浮きを根本から解消するための下地木材の柱へのビス留め補強
・既存の外壁を剥がさず廃棄コストと工期を大幅に抑制する金属サイディングのカバー工法
・高い意匠性と優れた耐久性を兼ね備えたKMEWの金属サイディング「はる一番」の採用
・雨水の侵入を長期にわたって防ぐための高耐候性シーリング材を用いた入念な防水処理
・一級建築板金技能士の技術による窓まわりや役物部分の精密な雨仕舞施工
工事の詳細
新潟県燕市でアパートを営まれているT様より、外壁の劣化に関する切実なご相談をいただきました。
建物の顔とも言える外壁が全体的にボロボロと剥がれ落ちており、見た目の印象も悪くなっていることを危惧されていました。
T様からは、塗装による塗り替えで対応可能か、それとも全ての壁を張り替えるべきかという点について、専門家の視点での診断を求められました。
現地へ急行して詳しく調査を行ったところ、外壁材である窯業系サイディングそのものが深刻なダメージを受けていることが判明しました。
主な原因は、外壁材のつなぎ目にあるシーリング(目地材)の経年劣化にありました。
シーリングは通常8年から10年程度で寿命を迎え、ひび割れたり隙間ができたりして防水機能を失ってしまいます。
T様のアパートではこのシーリングが完全に切れており、そこから長年にわたって雨水が壁の内部へと侵入していました。
侵入した水分は外壁材の裏側に回り込み、冬場の凍結や夏の乾燥を繰り返すことで、サイディングを内側から破壊する凍害を引き起こしていました。
さらに深刻なことに、水分を吸収し続けたことで外壁を支える下地の木材が膨張し、サイディング自体が外側へ浮き上がっている箇所も見受けられました。
この状態で表面だけを塗装しても、土台となる外壁材が脆くなっているため、数年で塗装が剥がれてしまうリスクが非常に高いと判断いたしました。
一方で、古い壁を全て剥がして張り替える全張り替えは、多額の撤去費用と長い工期がかかり、経営面でも大きな負担となります。
そこで当社は、既存の外壁を活かしつつ建物を保護する金属サイディングのカバー工法をご提案いたしました。
カバー工法は、古い外壁の上に新しい外壁を重ねて張る手法であり、廃材がほとんど出ないため環境にも家計にも優しい工法です。
まず施工の第一段階として、浮き気味になっていた既存の外壁を、構造体である柱に対して直接ビスで固定し直す補強作業を行いました。
これにより建物の強度が回復し、新しい外壁を張るための強固な土台が完成します。
その上に、新しい外壁材を固定するための木下地(胴縁)を取り付けていきます。
このとき、古い壁と新しい壁の間に通気層を設けることが、建物の寿命を延ばすための最大のポイントとなります。
通気層があることで、壁体内の湿気がスムーズに排出され、木材の腐食やカビの発生を強力に抑制することができるからです。
仕上げの外壁材には、KMEW(ケイミュー)の「はる一番(長石柄II)」を選定いたしました。
この製品は、金属製でありながら天然石のような重厚感のあるデザインが特徴で、アパートの外観を新築のように生まれ変わらせることができます。
金属サイディングは非常に軽量であるため、重ね貼りをしても建物への重量負担が少なく、耐震性能への影響も最小限に抑えられます。
窓まわりや入隅、出隅といった細かな部分については、板金職人が現場に合わせて役物を加工し、ミリ単位の精度で取り付けを行いました。
これを雨仕舞(あまじまい)と呼び、単に水を防ぐだけでなく、侵入した水をいかに外へ逃がすかという職人の知恵が凝縮された工程です。
また、今回の外壁改修に合わせて、付随する雨樋(あまどい)の状況も入念に点検いたしました。
最後に、外壁の接合部やサッシまわりに高耐候性の防水シーリングを充填し、すべての工程を完了いたしました。
工事期間は約15日間を要しましたが、足場の設置から完工まで入居者様への配慮を最優先し、スムーズに進行いたしました。
完成したアパートを目にしたT様からは、想像以上の美しい仕上がりに「塗装ではなくカバー工法を選んで本当に良かった」と大変お喜びいただきました。
室内への雨漏りが発生していなくても、壁の内部では見えない劣化が確実に進行していることがあります。
特にアパートのような大型の建物では、適切なタイミングでの適切なメンテナンスが、将来的な修繕コストを大幅に削減する鍵となります。
私たちは、単に新しいものを張るだけでなく、10年後、20年後の建物の健康状態を見据えた責任ある施工を大切にしています。
地域密着の板金屋として、燕市の気候風土を熟知したプロの視点で、これからも大切なお住まいを守り続けてまいります。
施工のポイント:
・シーリングの劣化による内部への浸水状況を特定し下地補修から着手する抜本的な解決
・窯業系サイディングの浮きを解消するために構造体の柱まで到達するビス留め補強の実施
・既存外壁の撤去処分費用を削減しつつ断熱性も向上させる金属サイディングカバー工法の採用
・優れた意匠性と軽量性を併せ持つKMEW「はる一番」による建物への負担軽減と美観回復
・通気胴縁の設置による壁体内の通気層確保と湿気による内部腐食の徹底防止
・雨樋の継手部分に対する専用の接着剤を用いた確実な結合による排水機能の長期維持
・一級建築板金技能士の技術を活かした窓まわり等の複雑な形状への精密な雨仕舞施工
外壁のメンテナンスは、お住まいの資産価値を守るための投資でもあります。
特にアパートなどの収益物件においては、見た目の美しさと機能性の維持が、入居率の向上や安定した経営に直結いたします。
ボロボロになってきたけれど塗装で誤魔化せるだろうかと悩まれているオーナー様こそ、まずは一度正確な劣化診断を受けていただくことをお勧めします。
無理に高価な工事を勧めるのではなく、現在の建物の状態に基づいた最も効率的な修理方法をご提案させていただきます。
燕市や三条市周辺で外壁の剥がれやひび割れなどが気になり始めたら、お早めに私たち神田板金へご相談ください。
現地確認からお見積もりまで、板金職人のプライドを持って丁寧に対応させていただきます。
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