・築100年を超える古民家なので玄関の屋根や壁が歪んできているのが心配
・大きな地震や雪の重みに耐えられるように玄関まわりを補強したい
・高齢夫婦の二人暮らしを狙った訪問営業が頻繁に来て困っている
・郵便物が外に溜まらず家の中から安全に受け取れるようにしたい
施工事例
WORKS
・築100年を超える古民家なので玄関の屋根や壁が歪んできているのが心配
・大きな地震や雪の重みに耐えられるように玄関まわりを補強したい
・高齢夫婦の二人暮らしを狙った訪問営業が頻繁に来て困っている
・郵便物が外に溜まらず家の中から安全に受け取れるようにしたい
・玄関まわりの構造的な歪みを物理的に補正・保持するためのアルミ製風除室の設置
・不審な訪問営業に対する心理的な防壁としての二重玄関(クランク)機能の構築
・既存の建物形状に合わせた特注の郵便受けユニットの内側への設置
・玄関前の足元を美しく整え泥はねを防止する黒の玉砂利の敷き込み
・100年間の歪みにミリ単位で追従させる高度な現場加工によるフレーム設置
工事の詳細
新潟県加茂市で、築100年を超える歴史ある古民家に大切にお住まいのS様より、玄関まわりの不具合に関するご相談をいただきました。
現地に伺いお話を伺うと、長年の年月を経て、玄関先の屋根や壁が少しずつ歪んできているように見え、いつか崩れてしまうのではないかと夜も眠れないほど不安を感じていらっしゃるとのことでした。
実際に建物を拝見させていただくと、柱の沈み込みや梁の傾きによって、玄関ドアの枠周りには確かに大きな歪みが生じていました。
S様ご夫妻は、この先も住み慣れたこの家で安心して暮らしていきたいという強い願いをお持ちでしたが、同時に高齢の二人暮らしを狙った強引な訪問営業にも頭を悩ませていらっしゃいました。
私たちは地元の板金屋として、単に見た目を直すだけでなく、S様が抱える「構造的な不安」と「防犯上の悩み」の両方を一度に解決する方法を検討いたしました。
そこで私たちが導き出した答えは、玄関の入り口をアルミ製の風除室(ふうじょしつ)で丸ごと包み込むというご提案です。
風除室を設置することで、アルミの堅牢なフレームが玄関まわりの構造を支える「補強の箱」としての役割を果たし、さらなる歪みの進行を抑えることができます。
また、玄関ドアの前に一枚のガラスの障壁ができることで、訪問営業が直接ドアを叩くことができなくなり、防犯性能も劇的に向上します。
実際の施工においては、築100年の建物特有の「まっすぐな線がない」という難題に直面いたしました。
新しいアルミフレームは完璧に水平垂直でなければなりませんが、取り付ける相手である既存の柱や壁は、前後左右に数センチ単位で傾いています。
私たちは現場で一本一本の部材を削り、現物合わせでミリ単位の調整を繰り返しました。
ただ既製品を置くだけの工事とは異なり、古い建物に新しい命を吹き込むような、職人の手仕事が求められる非常にやりがいのある現場となりました。
特に苦労したのは、既存の屋根と風除室の屋根が重なる部分の雨仕舞(あまじまい)です。
歪んだ軒先(のきさき)に合わせて、特注で加工した水切り板金を取り付け、雨水がどこから来ても中に浸入しない構造を丹念に作り上げました。
また、S様のご要望であった郵便受けについても、風除室を設置しても外に出ることなく受け取れるよう、内側に特注の受け箱を製作いたしました。
これにより、雨や雪の日でもパジャマのまま、誰とも顔を合わせずに郵便物を確認できるようになり、利便性と安全性が格段にアップしました。
仕上げには、玄関前の足元を整えるために、艶やかな黒の玉砂利を丁寧に敷き込みました。
雨が降っても泥が跳ね返って新しい風除室を汚すことがなく、100年の歴史を持つ建物にふさわしい重厚感と清潔感を演出することができました。
工事は約1日という短期間で完了し、夕方には新しく生まれ変わった玄関をご覧いただくことができました。
S様からは「あんなに歪んでいた玄関がシャキッとして、これでもう地震が来ても、変な人が来ても怖くない」と、満面の笑みでお喜びの言葉をいただきました。
風除室は新潟の厳しい冬をしのぐためのものと思われがちですが、今回のように「補強」と「防犯」という新しい価値を生むこともできるのです。
私たちは三条市や燕市、そして加茂市の気候風土を知り尽くした地元の職人として、その家に今本当に必要な解決策が何かを常に正直に考えています。
大きな建て替えをしなくても、適切な場所に適切な板金技術やアルミ部材を組み合わせることで、住まいの寿命はまだまだ延ばすことができます。
一級建築板金技能士としての確かな技術と、地域に根ざした誠実な対応で、これからも大切なお住まいを守り続けてまいります。
S様の大切なお住まいが、新しくなった風除室とともに、これからも穏やかで安心な時を刻み続けることを願っております。
メンテナンスの時期が来ましたら、また一番に声をかけていただけるよう、これからも誠実な仕事を積み重ねてまいります。
地域密着の板金屋として、お客様の暮らしに寄り添った最適なご提案をこれからも続けていくことをお約束いたします。
施工のポイント:
・築100年の歪んだ建物に追従させるための現物合わせによる精密な部材加工と設置
・玄関まわりの構造的弱点を補うためのアルミ製風除室フレームによる物理的な補強
・不審な来訪者を物理的に遮断し高齢者世帯の安心感を高める防犯設計の実現
・外に出ることなく郵便物を受け取れるよう設計された特注の郵便受けユニットの設置
・複雑な軒先の形状に合わせた、一級建築板金技能士によるオーダーメイドの止水板金加工
・建物の美観を損なわず泥はねも防止する、黒の玉砂利を用いた玄関先の景観整備
・1日という迅速な工期での完工により、お客様の日常生活への負担を最小限に抑制
「玄関が傾いてきた」「古い家だから隙間風がひどい」といったお悩みは、築年数の長いお住まいにはつきものです。
しかし、それを単なる経年劣化と諦める必要はありません。
今回のS様のように、風除室という現代の知恵を取り入れることで、補強と防犯、さらには断熱までを一気に解決することができます。
私たちは加茂市や三条市の厳しい環境を知っているからこそ、その家に最もふさわしい守り方を熟知しています。
「こんな古い家でも見てもらえるだろうか」と遠慮される方にこそ、一度私たちの現地調査を受けていただきたいと考えています。
一級建築板金技能士があなたのお宅へ伺い、100年先を見据えた誠実な診断と、最適なプランをお届けすることをお約束します。
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