・記録的な大雪の重みに耐えかねて雨樋が金具ごと折れてぶら下がっているのを直したい
・今にも地面に落ちそうで通行人や近隣の方に迷惑をかけないか不安で夜も眠れない
・築40年が経過しているので部分補修ではなくこの機会に丈夫なものに一新したい
・多額の修理費用がかかるのが心配なので火災保険が使えるかどうか相談に乗ってほしい
施工事例
WORKS
・記録的な大雪の重みに耐えかねて雨樋が金具ごと折れてぶら下がっているのを直したい
・今にも地面に落ちそうで通行人や近隣の方に迷惑をかけないか不安で夜も眠れない
・築40年が経過しているので部分補修ではなくこの機会に丈夫なものに一新したい
・多額の修理費用がかかるのが心配なので火災保険が使えるかどうか相談に乗ってほしい
・積雪により完全に破損・脱落してしまった既存雨樋および受金具の全面的な撤去と処分
・樹脂の中にスチール芯材を内蔵し圧倒的な強度を誇るPanasonic製「アイアン軒とい」の選定
・サビに極めて強く積雪の重圧にもびくともしないドブメッキ(溶融亜鉛メッキ)製受金具への交換
・雪害による火災保険の適用を前提とした詳細な被災状況写真の撮影と正確な見積書類の作成
・雨水の滞留を許さないミリ単位での正確な排水勾配の再設定
工事の詳細
新潟県三条市にお住まいのI様より、冬の激しい雪が止んだ直後に、切実な表情でご相談をいただきました。
現地に駆けつけた私たちが目にしたのは、屋根の軒先から無残に剥がれ落ち、今にも地面へ叩きつけられそうにぶら下がった雨樋の姿でした。
新潟の雪は水分を多く含んで非常に重く、築40年という年月を経て強度が低下していた古い雨樋金具では、その荷重を支えきれなかったようです。
I様は「朝起きたら樋が垂れ下がっていて、風が吹くたびにガタガタ揺れるのが怖くて仕方がなかった」と、その時の恐怖を語ってくださいました。
雨樋が脱落してしまうと、雨水が直接外壁を叩き、お住まいの基礎や土台を濡らし続けて腐食を早めてしまう重大なリスクが生じます。
私たちは地元の板金屋として、まずI様の安全を確保するために応急処置を施し、その上でお住まい全体の雨樋を新しく作り直すプランを検討しました。
調査の結果、既存の受金具(雨樋を支える金具)はほとんどが折れ曲がっており、部分的な修理では次の雪で再び壊れてしまうことが明白でした。
そこで私たちは、部分補修ではなく、お住まい全体の資産価値を守るための「全面取替工事」をご提案いたしました。
I様が最も心配されていたのは工事費用についてでしたが、今回は原因が明確な「雪災」であったため、加入されている火災保険の活用をご提案しました。
私たちは職人の目線で被災箇所を克明に記録し、保険会社への申請がスムーズに進むよう、詳細な診断書と写真資料を準備させていただきました。
「保険で費用を賄えるなら、この機会に最高に丈夫なもので直したい」というI様のご決断を受け、私たちは材料の選定にも一切の妥協をいたしませんでした。
採用したのは、一流メーカーであるPanasonicの「アイアン軒とい」という、まさに雪国のために開発されたような最高級の雨樋です。
この製品の最大の特徴は、見た目は美しい樹脂製でありながら、その内部に「スチール芯材」が組み込まれている点にあります。
単なる樹脂だけの樋に比べて歪みやたわみに圧倒的に強く、夏の強い紫外線による変形や、冬の凍結による割れを長期間にわたって防いでくれます。
さらに、この強固な樋を支える金具には「ドブメッキ(溶融亜鉛メッキ)」を施した肉厚なものを選定いたしました。
ドブメッキは、金属を溶かした亜鉛の槽にどぶ漬けして表面をコーティングする手法で、サビに対して鉄壁の防御力を誇る、過酷な環境に最適な素材です。
実際の施工は、まず安全な作業環境を作るための足場を組み上げ、役目を終えた古い雨樋を一枚ずつ丁寧に解体するところから始まりました。
古い金具を取り外したあとの木部(鼻隠し板)には、雨漏りの原因となる釘穴が残るため、一箇所ずつ高耐候性のシーリング材で穴埋めを徹底しました。
次に新しい金具を取り付けていくのですが、ここが一級建築板金技能士としての腕の見せ所となる「勾配(こうばい)」の再設定です。
40年前の建築当時とは建物の水平バランスも微妙に変化しているため、水糸を張り、ミリ単位の精度で水が排水口へとスムーズに流れる傾斜を計算しました。
この傾斜が正確でないと、樋の中に水が残り、その重みが原因で金具が緩んだり、冬場に凍結して樋を傷めたりする原因になります。
一つひとつの金具を、将来の雪の荷重を想定しながら、体重をかけてもびくともしない強度でガッチリと固定していきました。
工事期間は約3日間と迅速に進め、I様が不安を感じる時間を最小限に抑えるよう努めました。
すべての工程を終え、しんちゃ(深い茶色)の落ち着いた色合いの新しい雨樋がお住まいの軒先を真っ直ぐに引き締めました。
完成後の放水テストで、屋根からの水が淀みなく、静かに、そして確実に吸い込まれていく様子をI様と一緒に確認いたしました。
I様は「あんなにぶら下がっていたのが嘘みたい。これで雨の日も、次の冬が来るのも怖くないね」と、心から安堵された表情で微笑んでくださいました。
「火災保険の申請も神田板金さんが手伝ってくれたから、経済的な不安もなく最高の結果になったよ」というお言葉は、私たちにとって何よりの励みです。
雨樋は、普段は意識されることの少ない場所ですが、お住まいを湿気や腐食から守るための「命綱」のような役割を担っています。
特に三条市や燕市のような豪雪地帯では、雨樋の性能の差が、そのまま家の寿命の差となって現れると言っても過言ではありません。
私たちは地元の板金屋として、単に製品を売るのではなく、そこに住む人の「安心な眠り」を届けることを大切にしています。
私たちのプライドは、完成した見た目の美しさはもちろん、目に見えなくなる金具の固定強度や勾配の正確さにこそ宿っています。
これからもI様のお住まいが、新しくなった強靭な雨樋とともに、どの季節も健やかにご家族の暮らしを支え続けることを願っております。
メンテナンスの時期が来ましたら、また一番に声をかけていただけるよう、これからも三条の街で誠実な仕事を積み重ねてまいります。
お客様の「困った」を「良かった」に変え、笑顔でお引き渡しすること。それが神田板金の職人一同が追求し続ける最高の仕事のあり方です。
施工のポイント:
・雪の重みで完全に機能を喪失し脱落寸前だった既存雨樋の迅速かつ安全な全数撤去
・内部にスチール芯材を内蔵し、雪国の過酷な温度変化や荷重に耐えうるPanasonic「アイアン軒とい」の採用
・サビへの耐性が極めて高く、積雪の重圧を長期間支え続ける肉厚なドブメッキ受金具への一新
・建物の歪みを考慮したミリ単位の精密な排水勾配の再設定と金具の強固な固定
・雨樋の継手(つなぎ目)部分に対する、専用接着剤を用いた化学的溶着による絶対的な漏水防止処置
・お客様の経済的負担を軽減するための、火災保険「雪災」申請に関わる詳細な写真撮影と現場診断の全面サポート
・お住まいの風格に調和し、長期にわたって色褪せしにくい「しんちゃ」色の選定による景観の向上
「雨樋が曲がった」「樋から水が溢れている」という現象は、大切なお住まいが上げている救急サインです。
雪の多い新潟では、雨樋の不具合を放置することで屋根の下地や外壁が急激に傷み、結果として修繕費が跳ね上がってしまうケースが後を絶ちません。
今回のI様のように、雪災による保険を賢く活用し、最新の強固な素材で一新することは、お住まいを守るための「最善の防衛策」です。
私たちは三条市の板金屋として、燕三条が誇る頑丈な金具と、メーカー推奨以上の丁寧な施工で、あなたの大切なわが家を雪から守ります。
「これって保険が使えるのかな?」「修理だけで済むのかな?」と一人で悩まずに、まずは私たち神田板金へお気軽にご相談ください。
経験豊富なスタッフがあなたのお宅へ伺い、誠実な診断と、これから先20年、30年と安心して暮らせるための最適解を一緒にお探しいたします。
他の施工事例を探す