ブログ
BLOG
ブログ
外壁コーキングの寿命と適切なメンテナンス時期とは?
2025.06.24
マイホームの美しい外観を保つためには、外壁のメンテナンスが欠かせません。
その中でも、外壁の継ぎ目や窓枠などを保護するコーキングは、雨漏りなどのトラブルを防ぐ重要な役割を担っています。
しかし、コーキングにも寿命があり、劣化すると住宅に深刻な被害をもたらす可能性も。
適切な時期にメンテナンスを行うことで、長く安心して暮らせる住まいを守りましょう。
今回は、外壁コーキングの寿命と適切なメンテナンス時期について、分かりやすく説明します。
この記事の目次
外壁コーキングの寿命
一般的な寿命と劣化要因
外壁コーキングの寿命は、一般的に5~10年と言われています。
しかし、これはあくまで目安であり、実際の寿命はコーキングの種類、施工方法、建物の場所、気候条件などによって大きく異なります。
主な劣化要因は紫外線です。
紫外線はコーキングの成分を劣化させ、硬化やひび割れを引き起こします。
雨風や温度変化も劣化を促進する要因となります。
また、施工不良も寿命を縮める一因です。
寿命を左右する外的要因
コーキングの寿命は、建物の場所や気候条件によって大きく影響を受けます。
海沿いの地域では塩害による劣化が早く進む傾向があり、一方、寒冷地では寒暖差による膨張と収縮の繰り返しでひび割れが発生しやすくなります。
日当たりが良い場所も、紫外線による劣化が加速するため、寿命が短くなる可能性があります。
コーキングの寿命を延ばすためには、定期的な点検と適切なメンテナンスが重要です。
劣化の兆候を発見したら、早めの補修を行いましょう。
ひび割れや剥離などの症状は、雨水の浸入を招き、建物の腐食やカビの発生につながる可能性があります。
また、高耐久性のコーキング材を使用することも、寿命を延ばす有効な手段です。
外壁コーキングの適切なメンテナンス時期
劣化症状の早期発見
コーキングの劣化は、肉痩せ(厚みが薄くなる)、ひび割れ、剥離(外壁との間に隙間ができる)、破断(裂ける)、欠落(取れる)といった症状で現れます。
肉痩せやひび割れは初期症状で、まだ経過観察できますが、剥離、破断、欠落は早急に補修が必要です。
定期的にコーキングの状態をチェックし、劣化症状を早期に発見することが重要です。
定期点検の重要性
コーキングは目立たない部分にあるため、劣化に気づきにくいのが現状です。
しかし、放置すると雨漏りや建物の腐食などの大きな問題につながります。
そのため、少なくとも年に一度は専門業者による点検を受けることをお勧めします。
専門家は、肉眼では分かりにくい劣化も発見できます。
適切な補修方法の選択
コーキングの補修方法は、増し打ちと打ち替えの2種類があります。
増し打ちとは、既存のコーキングの上に新しいコーキングを重ねて塗る方法で、打ち替えは既存のコーキングをすべて除去してから新しいコーキングを充填する方法です。
劣化の程度や場所によって適切な方法を選択する必要があります。
初期症状であれば増し打ちで済む場合もありますが、ひどい劣化の場合は打ち替えが必須です。
DIYでの補修は、専門知識や技術が必要なため、おすすめできません。
まとめ
外壁コーキングは、建物の防水性を保つ上で非常に重要な役割を担っています。
寿命は一般的に5~10年ですが、様々な要因によって変動します。
定期的な点検で劣化症状を早期発見し、適切な補修を行うことで、雨漏りなどのトラブルを防ぎ、建物の寿命を延ばすことができます。
専門業者への相談を検討し、安心安全な住まいを長く守りましょう。
早めの対処が、大きな修繕費用を抑えることにつながることを忘れないでください。
そして、コーキングの補修は、塗装工事と同時に行うことで、足場代などのコスト削減にもつながります。
お気軽にお問い合わせください
WEBでお問い合わせ
QRコード読み取り または 友だち追加