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サイディングのひび割れ原因と適切な対処法を解説
2025.06.20
戸建て住宅の外壁、サイディング。
美しい外観を保つだけでなく、家の大切な防護壁でもあります。
しかし、年月とともに、気になるひび割れを発見することもあるかもしれません。
放置すると、雨漏りなどの深刻な問題につながる可能性も。
小さなひび割れでも、見過ごさずに適切に対処することが重要です。
今回は、サイディングのひび割れに関する原因と対処法について、分かりやすく解説します。
この記事の目次
サイディングのひび割れ原因
雨水浸入による影響
雨水は、サイディングのひび割れを引き起こす大きな要因です。
雨水がサイディング内部に浸入すると、乾燥と膨張を繰り返すことで、内部にストレスが蓄積します。
特に、目地部分のシーリング材が劣化している場合、雨水の浸入経路となりやすいです。
また、釘やビスの穴からも雨水が浸入し、ひび割れの原因となることがあります。
サイディングの種類によっては、吸水率が高く、ひび割れを起こしやすいものもあります。
凍害による影響
寒冷地では、冬場の凍結融解を繰り返すことで、サイディングに凍害が発生する可能性があります。
サイディング内部に浸入した水分が凍結すると体積が増え、サイディングに内部からの圧力がかかります。
この圧力によって、サイディングにひび割れが生じます。
凍害によるひび割れは、特に、サイディングの端部や釘の周辺で発生しやすい傾向があります。
地震や地盤沈下
地震や地盤沈下は、サイディングに大きな衝撃を与え、ひび割れを引き起こす可能性があります。
地震による揺れや地盤の沈下によって、サイディングに歪みが生じ、ひび割れが発生するのです。
特に、古い住宅や、地盤が弱い場所では、注意が必要です。
経年劣化による影響
サイディングは、紫外線や風雨に長年さらされることで、徐々に劣化していきます。
塗膜の剥がれや、素材自体の劣化によって、サイディングの強度が低下し、ひび割れやすくなります。
経年劣化によるひび割れは、徐々に進行することが多く、気づきにくい場合があります。
施工不良の影響
サイディングの施工不良も、ひび割れの原因となります。
例えば、サイディングの固定が不十分であったり、目地処理が適切に行われていなかったりすると、サイディングに歪みが生じやすく、ひび割れが発生しやすくなります。
サイディングひび割れの適切な対処法
ひび割れの状態確認
まずは、ひび割れの状態を詳細に確認しましょう。
ひび割れの幅、長さ、深さなどをチェックし、写真に記録しておくと、専門業者への相談がスムーズになります。
ひび割れの場所も重要です。
例えば、サッシの周辺や、外壁の角などは、特に注意深く確認しましょう。
ひび割れの原因を推測することも大切です。
雨漏りの痕跡がないか、釘のゆるみがないかなども確認しましょう。
専門業者への相談
ひび割れの状態を確認したら、専門業者に相談することをおすすめします。
専門業者は、ひび割れの原因を特定し、適切な補修方法を提案してくれます。
見積もりを依頼し、内容を検討することも重要です。
見積もりには、材料費、人件費、足場代などが含まれていることを確認しましょう。
補修方法の選定
専門業者と相談の上、適切な補修方法を選びましょう。
ひび割れの程度が軽微であれば、シーリング材による補修で済む場合があります。
しかし、ひび割れが大きく、サイディング自体が破損している場合は、部分的な張替えが必要となる場合もあります。
場合によっては、外壁全体の塗装が必要となることもあります。
補修工事の流れ
補修工事は、専門業者に依頼するのが一般的です。
工事の流れとしては、まず、足場を組んで作業を行います。
その後、ひび割れた部分を修復し、必要に応じてシーリング材を打ち替えたり、サイディングを交換したりします。
最後に、塗装を行い、仕上げます。
工事期間は、ひび割れの程度や補修方法によって異なります。
アフターケアとメンテナンス
補修工事が完了した後も、定期的な点検とメンテナンスが重要です。
ひび割れが再発しないように、外壁の状態を注意深く観察し、必要に応じて補修を行うことで、サイディングの寿命を長く保つことができます。
外壁塗装などのメンテナンスも効果的です。
まとめ
サイディングのひび割れは、雨水浸入、凍害、地震、経年劣化、施工不良など様々な原因によって発生します。
ひび割れの状態を確認し、専門業者に相談して適切な補修方法を選択することが大切です。
軽微なひび割れはシーリング材で補修できますが、ひどい場合は部分張替えや外壁塗装が必要となる場合があります。
定期的な点検とメンテナンスを行うことで、サイディングの寿命を延ばし、住宅を長く美しく保ちましょう。
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