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「DIYで雨樋の取り付けに挑戦したいけど、どんな道具が必要か、手順が分からなくて不安」
そんなあなたのために、今回は雨樋の取り付けに必要な道具と具体的な手順を分かりやすく解説していきます。
この記事を読めば、自信を持って雨樋の取り付けに取り組めるようになるでしょう。
□雨樋の取り付けに必要な道具一覧
雨樋の取り付けには、様々な道具が必要になります。
それぞれの特徴や使い方を理解しておくことが、安全でスムーズな作業に繋がります。
1:雨樋
雨樋は、軒樋、集水器、竪樋といった複数の部品で構成されています。
まずは、家の形状に合わせて適切な種類の雨樋を選びましょう。
・軒樋
屋根から流れ落ちる雨水を最初に受ける部品です。
屋根の軒と平行に取り付けられます。
・集水器
軒樋を流れてきた雨水を下へ流す役割があります。
・竪樋
集水器から落ちてきた雨水を地面へと流す縦型の雨樋です。
・軒金具
軒樋を固定するための金具です。
外壁に固定し、軒樋が落ちないように支えます。
・エルボ
雨樋の向きを変えるために使用する部品です。
家の外壁や周りの障害物に合わせて、90°や105°など必要な角度のエルボを用意しましょう。
・でんでん
竪樋を外壁に固定するための金具です。
2:足場
2階以上の雨樋を取り付ける場合は、作業は脚立では届かない高所になります。
安全に作業するために、足場業者に足場の設置を依頼しましょう。
一階の場合でも、家によっては3m程の高さになる場合があり、脚立や足場など、高所に手が届くように準備する必要があります。
3:のこぎり・電動カッター
雨樋は、決められた長さで販売されています。
家の形や必要な長さに合わせて雨樋をカットする必要があるため、のこぎりまたは電動カッターを用意しましょう。
4:手袋
雨樋の材質は、塩ビや塩ビに鉄が混ざった素材が一般的です。
カットする際には、手を切らないよう、手袋を着用しましょう。
5:電動ドリル、プラスドライバー
軒金具を取り付ける際に必要です。
また、でんでんを外壁に取り付ける際、下穴を電動ドリルで開けておくと作業がスムーズになります。
6:ハンマー
竪樋を取り付ける際には、「でんでん」と呼ばれる部品を取り付ける際に、ハンマーで釘を叩いて固定します。
□雨樋の付け方をご紹介
雨樋の取り付けは、以下の手順で行います。
1:足場の設置
2階以上の場所で雨樋を設置する場合は、安全を確保するために、足場が必要になります。
脚立や梯子で代用することも可能ですが、作業効率が落ち、危険度が高まります。
足場は、足場設置業者に依頼すると、費用も安くスムーズに作業を進められます。
2:軒樋の金具の取り付け
軒樋の金具は、雨樋を載せて固定する金具で、最初に設置する必要があります。
水は高い位置から低い位置に流れていくため、金具は集水器が一番低くなるように取り付けなければなりません。
そのため、たこ糸で勾配の目安を取るのがおすすめです。
集水器を設置する場所に向かって、たこ糸が斜めに下がっていくように金具を設置しましょう。
留め具はビスを使用します。
3:軒樋の取り付け
金具を付け終わったら、軒樋を取り付けます。
縦樋に通じる場所には丸い穴をあけ、集水器を取り付けるのを忘れないでください。
軒樋は、家によって必要な長さが異なります。
そのため、不要な部分はノコギリで切り取り、長さが足りない場合は軒継手でつなぎます。
軒継手とは、雨樋同士をつなげるための部材です。
雨樋専用の接着剤でしっかりとつなぎましょう。
軒樋は、金具に引っかけるような形で取り付けます。
4:縦樋と金具の取り付け
縦樋は、集水器に集めた雨水を地面へ下ろす役目を担います。
まず、軒樋とつなげます。 集水器の下にエルボを取り付けて、下部に縦樋を設置します。
エルボは、L字の形をした、縦樋同士をつなげるための部材です。
家の形に合わせて縦樋の位置や長さを調節したら、外壁に金具を取り付けます。
縦樋の長さが足りない場合は、縦継手で調整します。
金具に縦樋を取り付けたら完成です。
□まとめ
この記事では、雨樋の取り付けに必要な道具と具体的な手順について解説しました。
必要な道具を揃え、手順をしっかり確認することで、安全に作業を進められます。
DIYで雨樋を取り付ける際は、事前にしっかりと準備をして、安全に作業を行うように心がけてください。
また、DIYでは取り付けられない箇所も出てくるため、無理に行わずに当社のような専門業者にご相談ください。
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