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物置の屋根が破損して、雨漏りが心配だけど、専門業者に依頼する前になんとか自分で応急処置をしたい。
そんなDIYが好きな方のために、物置屋根の主な素材とその特徴を解説し、修理に関する具体的な情報と手順を解説します。
□物置屋根の主な素材とその特徴
物置の屋根に使われる主な素材は、大きく分けて金属屋根と樹脂波板の2種類があります。
それぞれの素材の特徴を理解することで、適切な修理方法を選択できます。
*金属屋根
金属屋根は、耐久性が高く、長持ちする点が魅力です。
1:トタン
トタンは、亜鉛メッキで覆われた薄めの鉄板で、かつては倉庫や物置小屋の屋根材としてよく使われていました。
耐久性がありますが、錆びやすいのが欠点です。
特に沿岸部では、潮風による錆びの発生が懸念されます。
2:ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板は、トタンよりも錆びにくく、耐久性が高い素材です。
アルミニウム、亜鉛、ケイ素をメッキした鋼板で、トタンの約4倍の錆びにくさを誇ります。
近年では、物置屋根にも多く採用されています。
*樹脂波板
樹脂波板は、軽量で加工しやすいことから、DIY素材として人気があります。
1:塩ビ波板
塩化ビニール製の波板で、安価で入手しやすいのが特徴です。
しかし、耐用年数が短く、劣化しやすいというデメリットがあります。
2:ポリカ波板
ポリカーボネート製の波板で、塩ビ波板よりも強度が高く、紫外線や衝撃にも強いのが特徴です。
耐用年数も長く、近年では塩ビ波板に代わって物置屋根に使用されるケースが増えています。
□DIYでできる物置屋根の応急修理方法
物置屋根の応急修理は、DIYでも可能です。
しかし、安全に配慮し、無理のない範囲で行うことが大切です。
ここでは、地面から手が届く範囲で行える簡単な修理方法を紹介します。
・コーキング剤による補修
補修箇所が狭い場合は、コーキング剤で補修できます。
コーキング剤はホームセンターで購入できますが、屋根材に合った種類を選ぶことが重要です。
1:屋根材に合ったコーキング剤を選ぶ
補修する屋根材の種類によって、適切なコーキング剤が異なります。
金属屋根には、金属用のコーキング剤、樹脂波板には、樹脂用のコーキング剤を選びましょう。
2:汚れと錆をしっかり除去する
コーキング剤を塗る前に、補修箇所の汚れや錆をしっかり除去しましょう。
汚れや錆が残っていると、コーキング剤の密着性が低下し、すぐに剥がれてしまう可能性があります。
3:下地を塗る
コーキング剤の密着性を高めるために、下地材を塗ることも有効です。
下地材は、コーキング剤と同じメーカーのものを使用すると、より効果的です。
・補修テープによる補修
小さなひび割れや穴などが複数ある場合は、防水性のある補修テープを使用しましょう。
補修テープは、費用も手間も少なく、簡単に補修できます。
1:汚れと水分を取る
補修テープを貼る前に、補修箇所の汚れと水分をしっかり取り除きましょう。
汚れや水分が残っていると、テープが剥がれやすくなってしまいます。
2:テープを貼る
補修テープを補修箇所にしっかりと貼り付けましょう。
テープの端は、しっかりと密着させて、剥がれないようにしてください。
・ブルーシートによる補修
破損箇所が広く、雨漏りが激しい場合は、ブルーシートで応急的に補修しましょう。
1:ブルーシートを被せる
破損箇所に、大きめのブルーシートを被せましょう。
ブルーシートは、風で飛ばされないように、しっかりと固定してください。
2:重りを置く
ブルーシートが風で飛ばされないように、重りを置きましょう。
重りには、レンガや石などが使えます。
3:水抜きをする
ブルーシートの下に、水たまりができないように、水抜きをする必要があります。
水抜きは、ブルーシートの端を少しめくって行うか、穴を開けて行いましょう。
□まとめ
物置の屋根修理は、素材や破損状況によって適切な方法が異なります。
DIYでできる応急処置を理解することで、専門業者に依頼する前に、自分で修理できます。
しかし、安全に配慮し、無理のない範囲で行いましょう。
屋根に上がって作業する場合は、必ず安全確保を徹底し、転落防止対策を講じてください。
また、専門的な知識や技術が必要な場合は、当社のような専門業者に相談してくださいね。
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