スタッフとその家族のために フルハーネス型安全帯の導入 日々の出来事
建設業における死亡災害、死傷災害で、もっとも多いのは群を抜いて、「墜落・転落」です。
厚生労働省の統計によると、建設業界の死亡事故でもっとも多いのが「墜落・転落」です。平成18〜27年(2006〜2015年)の10年間で、安全帯で宙吊りになった際に胴ベルトが胸部にずり上がって圧迫され、死亡する事例が6件あったそうです。
フルハーネス型ですと、胴だけではなく、肩や腿にもベルトを装着しますので、抜ける心配もありませんし、衝撃も分散することができます。
2019年2月から5m以上の高さでの作業では、フルハーネス型安全帯の着用が義務化され、それに合わせて全員にフルハーネス型安全帯を配布しました。
建設業協会のアンケートによると、ハーネス型安全帯の負担について、「すべて会社負担である」と答えたのは48.5%だそうです。
弊社ではスタッフの安全と社員の家族の生活を守るため、全額会社負担でフルハーネス型の安全帯を導入しました。
しかし、最も大切なことは「落ちないこと」です。
より一層安全に仕事ができるよう努めて参ります。